2020年3月7日土曜日

プログラムの基本処理

こんにちは。

今日は、プログラムを学習するときに押さえておきたい点について書いていきます。

結論から言うと以下の処理を押さえておけば、プログラムを読むことはできるようになります。

  • 分岐(if文)
  • ループ(for文、while文)
  • 関数

プログラムの基本処理

プログラムは、全てが四則演算でできています。

入力された値を変数に入れて、足したり、引いたりと加工し、出力した値を作り上げます。

私は、いろいろなプログラム言語で開発した経験があるのですが、コーディングを開始する前に、まず確認するのが、分岐、ループ、関数の書き方、呼び出し方です。

分岐(if文)

まず必ずと言って良いほど必要なのが「分岐(if文)」です。

条件によって処理を分岐することは必ず発生します。

Javascriptだと以下のような書き方になります。

if (<条件>) {
// 処理
}


分岐を理解するだけでも、プログラムは読めるようになります。

ループ(for文、while文)

同じ処理を繰り返し行う場合は、ループで処理します。

同じ処理を何度も書かないということは、不具合を減らすためにとても大切なことです。

Javascriptでは以下のように書きます。
for (<初期値> ;<条件> ; <加算> ) {
// 条件が不一致となるまで実行する処理
}


ちょっとわかり辛いですかね。
具体的なソースコードを書いておきます。

var a = 0;
for ( var i = 1 ; i < 5 ; i++) {
a = a + i;
}
// a = 10


a の初期値は0です。
i の初期値は1で、5より小さい値の間、i を1づつ加えて処理します。
つまり、a の値は以下のように変化します。

a = 0;
a = 1;     // i = 1
a = 3;     // i = 2
a = 6;     // i = 3
a = 10;   // i = 4

i は 5 まで変わりますが、条件に不一致となるので、ループを抜けます。

ループには、while文という処理もあります。

while文は、条件判定は処理した後に行う時によく使用します。

つまり、一度はループ内の処理を行った後条件を判定する場合です。

Javascriptでは以下のようになります。


do {
// 処理が不一致の場合に実行する処理
} while (<条件>);


while文で気を付けないといけないのは、条件の部分です。

while文は、条件が一致した場合にループを抜けます

また、無限ループを作成し、処理内で分岐してループを抜ける場合もあります。


while(1) {
// 処理
if (<条件>) {
break;
}
}


ただ、このような書き方は、できるだけしない方がいいです。
できるだけ条件を入れて無限ループは作らないようにしましょう

関数

最後に必要となるのは、関数です。

ループ処理でも書きましたが、同じ処理は何度も書くと不具合の原因となります

同じ処理と何度も必要となる時は、関数にして呼び出すようにしましょう。

また、最近の書き方だと、1関数1処理で書くようにすると綺麗なソースコードになります。

Javascriptだと以下のような書き方になります。


function <関数名> (<引数>) {
// 処理
}


プログラミングの経験を積んだ方でも、処理を関数化せずにダラダラと書く方がいます。
そういうソースコードをスパゲティコードといいます。

処理が長くなって、少し修正するだけで不具合の原因となったりします。

まとめ

プログラムを読む際の基本となるのは、この3点です。
  • 分岐
  • ループ
  • 関数
そして、後は多くのソースコードを読んで、処理の書き方や、綺麗なソースコードの書き方を学んでください。ソースコードは人によって書き方が違います。読むだけでも結構勉強になったりしますよ。

では、今日はこの辺で。


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