2020年6月23日火曜日

コミュニケーション・コストが高いと感じた時の対処法



こんにちは。

プロジェクトでマネージメントしていると、コミュニケーションに時間(コスト)が結構かかります。

時間は、みんな等しく24時間ですが、その時間の価値はそれぞれ違うのです。

仕事で言うと、自分の時間をどのように使うかで、作業の進捗も変わって来ます。

理想を言えば、短いコミュニケーションで、高品質の作業ができるのが一番です。

とは言え、育って来た環境が違うので、コミュニケーション力は、みんな違います。

なので、コミュニケーション・コストの高い人に対して、どのような対応をするかが問題となってきます。

結論を言うと、以下の3点に注意する必要があります。

  1. 少し細かいところまで説明する
  2. 専門用語の使用を少なくする
  3. どこまで理解できているか確認する

この3点を見ていると分かるかもしれませんが、コミュニケーション・コストが高いのは、自分のコミュニケーション力が低いのが原因となっているのです。

以下でその説明をしていきます。

1.少し細かいところまで説明する


コミュニケーション・コストを下げるには、普段は、少しのコミュニケーションで済ませるところを、少し細かいところまで説明する必要があります。

その時に気をつけることは、詳細までは説明しないことです。

詳細まで説明しないと理解できないと言うことは、基礎知識が不足しているのです。

なので、基礎知識から勉強してもらう必要が出て来ます。

それと、相手のせいにしないことです。

相手のせいにしても先には進みません。

なので、まずは、自分の説明が不足していると思って、細かいところまで説明をしましょう。

2.専門用語の使用を少なくする



専門用語が多いと、経験が浅い人にとっては、理解が難しくなります。

私も経験がありますが、専門用語が多いと、話の流れから想像することになって、結局、勘違いしてしまっていると言うことはよくあります。

特に相手が業界の違うお客様の場合、専門用語を使うと全く通じません。

たまに専門用語をバンバン使ってお客様へ説明し、あとで「あの客は、何も分かっていない」と言う人がいます。

専門用語は、同じ業界で仕事をしていないと分からないものです。

特にIT業界は、専門用語が難しいです。

なので、コミュニケーション・コストを下げるには、専門用語をなるべく使わないようにすることなのです。

3.どこまで理解しているか確認する


よく一方的に話して、聞き手がきちんと理解しているか確認しない人がいます。

独演会ならいいのですが、仕事でこれをすると、認識の違いが生まれてしまいます。

コミュニケーション・コストが上がってしまうのです。

なので、コミュニケーション・コストを下げるには、相手がどこまで理解しているのか確認する必要があります。

つまり、区切りがいいところで、「ここまで大丈夫ですか」と相手が理解しているか確認する必要があるのです。

たまに、普通に話していても、マシンガントークしてくる人いますよね。

そう言う時って、大体周りは聞いていないんですよね。

まとめ


結局、コミュニケーション・コストが高いのは、自分の責任なのです。

自分のコミュニケーション力が低いために、相手に正しく理解してもらえないのが原因なのです。

つまり、変わらないといけないのは「自分自身」なのです。

その対処としては、専門用語を少なくして、少し細かいところまで説明し、相手の理解を確認しながら説明することです。

それが、コミュニケーション・コストを下げる方法なのです。

仕事をしていて、コミュニケーション・コストが高いなと感じた時は、自分のコミュニケーションを改善してみましょう。

では、今日はこの辺で。

2020年6月20日土曜日

今後IT業界は成長するのか



こんにちは。

今日は、「今後IT業界は成長するのか」について考えてみたいと思います。

最近、SNSやビジネス系YouTubeを見ていると、「今後IT業界は成長する」という声をよく耳にします。

私は、10年以上IT業界でプログラマーとして仕事をして来ました。

なので、IT業界の内側から見て、「今後IT業界は成長するのか」について考えてみたいと思います。

まずは、「成長する」とはどう言うことかを定義しておきます。

 成長とは

1 人や動植物が育って大きくなること。おとなになること。「子供が成長する」「ひなが成長する」「経験が人を成長させる」

物事の規模が大きくなること。拡大。「事業が成長する」「経済の高度成長」

goo辞書


つまり、「IT業界が成長する」とは、「IT業界の規模が大きくなる」ということです。

この定義で考えた場合、私の考えは以下のようになります。
  1. 世界的に見るとIT業界は成長する
  2. 日本のIT業界は成長しない
  3. 日本のIT業界は成長しないが十分に仕事がある
以下でひとつずつ考えていきます。

1.世界的に見るとIT業界は成長する



GAFAMの動きを見ると明らかだと思います。
  • Google
  • Apple
  • Facebook
  • Amazon
  • Microsoft
これら一流のIT企業は、今以下の開発に取り組んでいます。
  • AI
  • IoT
  • ブロックチェーン 
  • 自動運転自動車
  • VR/AR
これらの最先端技術は、アメリカや中国がいち早く取り組んでいます。

特に中国の技術力は、日進月歩で急成長をしています。

そのため、今後、このようなシステムが安定して開発されることで、IT業界は一段と成長することが考えられます。

また、このような分野は、スタートアップ企業が狙っています。

海外のスタートアップは、フットワークが軽いし、技術力も高いので、そういう点でもIT業界はさらに成長していくでしょう。

つまり、世界的に見るとIT業界は成長していくと言えます。

2.日本のIT業界は成長しない



では、日本のIT業界も成長するのかというと、残念ながら成長はしないと考えています。

上にも書きましが、日本は以下の分野において完全に出遅れてしまっています。
  • AI
  • IoT
  • ブロックチェーン 
  • 自動運転自動車
  • VR/AR
日本のIT企業も、必死に上記の分野について学ぼうとしています。

しかし、日本のIT企業で行われているのは、すでに海外で開発されたフレームワークを使用して、現状のシステムへ組み込むことです。

全ての日本のIT企業が、そうだとは言いません。

必死に追いつこうと頑張っている企業もたくさんあります。

しかし、投資される資金が、海外と比べると少なすぎるのです。

なので、日本では、通常のシステム開発を行いながら、最新技術の開発を行わなければならなくなるのです。

海外では、上記のような分野へ多くの投資が集まります。

なので、日本のIT企業には成長するチャンスが極端に少ないのです。

3.日本のIT業界は成長しないが十分に仕事がある



とは言え、日本のIT業界の仕事はなくなりません。

何故なら、日本には多くの中小企業が、今だにアナログな方法で仕事をしているからです。

アナログな仕事が悪いとは言いません。

しかし、人がやるよりもシステムに作業をさせた方が良い作業がたくさんあります。

今、日本のIT業界では、そういった中小企業をターゲットとしています。

もちろん、大きな企業は、銀行や大手企業の基幹システムを扱っていますが、中小のシステム会社は、中小企業のシステム化を扱っています。

つまり、中小企業のシステム化を行うプログラマーは、まだまだ必要なのです。

また、そうやって開発されたシステムは、保守も必要になってきます。

そうした、保守要員としてのプログラマーも必要になるのです。

そして、古くなった基幹システムの再構築という仕事もあります。

そう考えると、今後、日本のIT業界は成長はしないものの、仕事がなくなることはないのです。

まとめ


世界的に見ると、「今後IT業界は成長する」と言えるでしょう。

世界的な大手企業は、どんどん新しい技術に挑戦しています。

それが実用化されるようになると、いっきに社会のIT化が進み、それによりIT業界もさらに成長していくでしょう。

しかし、残念ながら日本ではIT業界の成長は期待できないでしょう。

すでに日本のIT業界は、世界のIT業界から大きく遅れをとっています。

資金面でも日本のIT業界へ投資される額は、他国から比べると、かなり少ないのです。

そのため、世界的な大手企業と競えるだけの体力がないのです。

ただし、日本のIT業界の仕事はなくなることはありません。

中小企業のシステム化が進んでいるため、その開発、保守をするプログラマーは、まだまだ必要とされているのです。

なので、はじめに書いた、SNSやYouTubeで「今後IT業界は成長する」というのは、間違いではありません。

ただし、本当のIT業界の成長は、日本以外の国で行われています。

これから、IT業界で頑張ろうとしている人は、最新技術の開発に携わりたかったら、海外で仕事をすることをお勧めします。

これからIT業界への就職を考えている方は、こちらの記事も参考になるかもしれません。


では、今日はこの辺で。


2020年6月14日日曜日

もし私がITエンジニアとして転職するなら



こんにちは。

今日は、もし私がITエンジニアとして転職するならどう動くかについて書いていきます。

私は、現在プログラマとして仕事をしています。

IT業界の経験は、約20年になります。

そんな私が、もし別の業界にいて、プログラミングも知らない素人で、これからITエンジニアとして転職を決めたとします。

その時、私はどういう工程を経てITエンジニアへの転職を目指すかを考えてみたいと思います。

結論を言うと以下の順番になります。

  1. 基本技術を習得する
  2. 転職先を探す
  3. 転職先で経験を積む

この順番で経験を積むことで、3年でスキルチェンジを目指します。

転職するためなら2までとなるのですが、「ITエンジニアとして一人前になる」と言うことがスキルチェンジだと私は思うので、そこまで説明していきますね。

1.基本技術を習得する



どんな転職でも同じだと思いますが、まずは、その業界の基本技術がないと話になりませんよね。

なので、私ならば以下の勉強に100時間以上はかけると思います。
  • html
  • CSS
  • javascript
  • PHP
  • SQL
フロントエンド(ブラウザ側)のみのエンジアになるには、上から3つ、html、CSS、javascriptを勉強すれば良いのですが、ITエンジニアとなるとバックエンド(サーバー側)の開発もある程度できるようになっておいた方が良いです。

また、上の5つは基本が分かるくらいまでで大丈夫です。

ただし、この5つの基本を習得するには、最初は100時間ほど手を動かして勉強が必要になると考えています。

「100時間も勉強が必要なの」と思うかもしれませんが、やってみると分かると思いますが、最初はキーボードもうまく打てないでしょうから、これくらいの時間は必要になります。

では、仕事をしながら、どうやって100時間もの時間を作るかと言うと、毎日1、2時間、休日は、6時間以上の時間を3ヶ月ほどかければ達成できます。

勉強方法はWebを使います。

プログラミングスクールへ通うのも良いのですが、今はWebで検索すれば基本技術の習得はできるのでそれで十分です。

私ならば、まずは、html、CSS、javascriptを使って、自己紹介のホームページを作ります。

もちろん、インターネット上に公開する必要はありません。

自分のPC内にテキストを作成すれば、インターネットに公開しないホームページは作成できます。

デザインは、いろんなホームページを見ながら、これと思うものを真似すれば良いのです。

もちろん、ソースコードまで真似してはいけませんよ。

検索サイトで、「html CSS」と検索すればソースコードの書き方が出てくるので、1から手を動かしながら勉強しましょう。

5ページほど作れば十分に基本技術は習得できます。

また、ランディングページ(最初に表示されるページ)にjavascriptで動きを着けてみましょう。

作成したページは、ポートフォリオとして使えるので、必ず残しておきましょう。

それ以外に、PHPとSQLは別に勉強しておきましょうね。

PHPとSQLもWebで検索すれば、すぐに勉強できます。

この時点で、コーディングをするのが苦痛に感じるのでしたら、ITエンジニアとしての転職は難しいと思います。

転職したら毎日コーディングする必要があります。

最初は、分からないことがたくさん出て来ます。

調べながらコーディングする事になるので、それを楽しめないと精神的にもちません

IT業界は、エンジニアだけではないので、自分にあった職種を探してみましょう。

2.転職先を探す



100時間ほど勉強したら、転職先を探し始めましょう。

一つ注意ですが、今勤めている方は、あわてて退職願を出さないでくださいね。

実経験のない人が、IT企業に転職するのは、かなり難しいです。

今は、エンジニア不足ですが、それは、実経験を積んだエンジニアが不足しているのです。

受け入れるIT企業側から考えると、中途採用しているのは即戦力となるエンジニアを探しているのです。

なので、実経験がない人を雇えるだけの余裕がある企業でないと、実経験がないと言うだけで不採用となることはよくあります。

では、どうやって転職先を探すかと言うと、私ならば以下の2つの方法を使います。

  • 転職サイトに登録して探す
  • Webサイトを見て探す

仕事をしながら転職先を探すには、上の2つの方法が良いと思います。

転職サイトに登録して探す


まずは、転職サイトに登録しましょう。

登録するのは、メジャーな転職サイトを探して2件ほどで良いと思います。

中途でエンジニアを探している企業は、複数の転職サイトに掲載していることがよくあります。

複数の転職サイトに登録しても、検索して出てくる企業が同じと言うのはよくあります。

転職エージェントを使うのも良いでしょう。

ただし、転職エージェントを使う場合は、少し注意が必要です。

転職エージェントのビジネスモデルは、転職が成功することで転職先企業から、あなたの年収に応じて数パーセントを紹介料として受け取るモデルとなっています。

なので、実経験がない場合、「難しいから、まずはIT業界の営業とかも探してみませんか」などと言ってきます。

そこを理解した上で、転職エージェントは使うようにしましょう。

では、転職サイトでどのようにして転職先を探すかを書いていきます。

まずは、「ITエンジニア 未経験」もしくは「Webエンジニア 未経験」で調べてみましょう。

実経験がない人を雇えるような企業は、キーワードに「未経験OK」みたいなことを書いている企業が多いです。

なので、このキーワードでヒットする企業を優先に応募していきましょう。

その際の注意点としては、募集要項をきちんと確認することです。

どういったエンジニアを募集しているのか、どういった条件で募集しているのか確認しましょう。

また、募集している企業のホームページも確認しましょう。

IT業界の中には、営業を業務の中心としている企業と、技術を業務の中心としている企業があります。

営業を中心としている企業は、Webサイトの構築を受注することに力を入れている企業です。

営業が大きな力を持っているので、技術者は無理な要望を安い価格で行わないといけない状態になっている可能性が多いです。

なので、こういう企業の技術者は、自分の会社はブラック企業だと思っていることが多いですし、実際、ブラック企業だったりします。

では、どうやって判断するかというと、営業と技術者の比率を調べるのです。

技術者に比べて営業が多い場合は注意が必要です。

Webサイトで探す


これは、少し時間がかかります。

しかし、転職サイトを使用せずに、自社ホームページで中途採用をしている企業も結構あります。

もし、通勤できる範囲で探す場合は、検索サイトで「IT企業 地域」や「Web開発 地域」で検索してみてはどうでしょうか。

ホームページから、その企業がどんな企業かを読み取って、もし良い企業ならば、そのホームページに採用ページがないか探しましょう。

採用ページで中途の募集があれば、履歴書や職務経歴書を送るというのもありだと思います。

ただし、その際はホームページの採用ページを見て応募する旨を一筆添えましょう。

どんな企業でも書類だけ送るのはNGです。

中途の募集をしていない企業でも、良いと思ったら電話で中途の採用をしていないか問い合わせるのも良いと思います。

もしかすると、転職サイトではなくハローワークのみに出している場合もあるので、電話で確認するのが良いと思います。

中途の採用していなくても、問合せしたことで、一度会ってみようと思ってもらえる可能性もあります。

転職先を探す時は、なるべく多くの企業に応募して自分にあった企業を探すようにしましょう。

面接まで漕ぎ着けたら、基本技術を勉強する際に作成したポートフォリオを持参しましょう。

画面キャプチャを印刷して画像集を持って行っても良いのですが、できればPCやタブレットなどに入れて持って行き、実際に見てもらうのが良いと思います。

面接では、入社時期についても聞かれると思いますが、聞かられなかったとしても、こちらから入社できる時期について具体的に伝えましょう。

転職先が決まったら、今働いている会社に退職願を出しましょう。

退職する際は、今働いている会社も、将来、顧客となる可能性があるということは意識しておきましょう。

3.転職先で経験を積む



転職先に入社できたら終わりではありません。

実経験のない人を採用した企業からすると、短期間で実戦で活躍できると判断したから採用したのです。

なので、それに応える必要があります。

転職に成功したら、そこがスタートラインなのです。

最初は、業務に着いて行くだけで一杯だと思います。

それでも、業務に必要な技術をどんどん吸収していく必要があります。

そのため、業務時間だけでなく自宅でも勉強をする必要があります。

ITエンジニアとして一人前になるために、以下のことを意識しておきましょう。

  • 何でもやる
  • 最低3年は経験を積む
  • 技術以外の知識も勉強する

何でもやる


まずは、何でもやるという意識が必要です。

ITエンジニアにも本当はいろいろな作業があります。

実経験がないと、自分がどんなエンジニアに向いているのか分かりません。

なので、与えられる仕事な何でもやってみましょう。

正直、難しいと思います。

でも、IT業界に転職したのですから、周りには技術に詳しい人ばかりです。

自分で調べて分からないことは、どんどん周りの先輩に聞いて吸収していきましょう。

その際、先輩は、どうやって調べているのか、どんな風にPCやツールを使っているのか観察することも大切です。

見て学ぶというやつですね。

最低3年は経験を積む


技術者として一人前になるには、一般的に3年はかかります。

最初は、作業に時間がかかるかもしれませんが、次第に時間もかからずに作業できるようになります。

3年も経験を積めば、十分に利益を出せるまでになるでしょう。

そこまでやって初めて、ITエンジニアとなれるのです。

技術以外の知識も勉強する


前職での知識もあるので、3年間技術者として経験を積めば、周りの技術者よりも知識的には有利に立つことができます。

しかし、IT業界は、日進月歩で進化しています

なので、技術も勉強する必要がありますが、それ以外のIT業界について勉強する必要があります。

また、ビジネスも進化していきますので、ビジネスについても勉強をする必要があります。

前職での知識、IT業界の最新の知識、3年以上の技術経験があれば、これはかなり有利な立場へ立つチャンスになります。

ここまで来ると、いろいろな選択肢が出て来ます。

会社の利益につながる提案もできるようになるでしょう。

もっと給料のいい会社を探すこともできるでしょう。

フリーランスとして独立することもできるでしょう。

全く別業界へ転職することもできるでしょう。

まとめ


これまでITエンジニアとして転職する工程を、私ならどう動いていくかを書いて来ました。
  1. 基本技術を習得する
  2. 転職先を探す
  3. 転職先で経験を積む
この3つは、ITエンジニアへ転職する場合だけでなく、別の業界へ転職する際には必要な工程だと思います。

また、同じITエンジニアでも、組み込みエンジニアからWebエンジニアに、スキルチェンジする際にも有効です。

実際、私も、組み込みエンジニアからWebエンジニアへスキルチェンジする時に、この工程を踏みました。

同じIT業界ですが、組み込みエンジニアとWebエンジニアでは、使う技術が違います。

私の感覚としては、全く違う業界へ転職する感覚でした。

ただ、私の場合は、「2.転職先を探す」時に知り合いの会社へ応募したので、苦労することなく転職できたことです。

このブログが、IT業界へ転職しようとしている方の手助けとなれば嬉しいです。

では、今日はこの辺で。

2020年6月7日日曜日

10年前の私に一言いいたい



こんにちは。

今日は、10年前の自分に伝えたい最低限やっておくことについて書いています。

10年前と言うと、2010年なので、私は33歳でした。

そのころは、当時働いていた会社が、リーマン・ショックの影響を受け出していた頃です。

当時の私は、スマホのアプリ開発を行っていました。

そんな10年前の自分に伝えたいことは以下になります。
  1. インプットしなさい
  2. 挑戦しなさい
  3. アウトプットしなさい
もっといろいろあるのですが、最低限これだけはやっておけば良かったと思っています。

1. インプットしなさい


当時の私は、全くと言って良いほどインプットをしていませんでした。

自分よりも経験の浅いプログラマには、「私は開発の本なんか読んだ事ないよ」「経験があれば、どんな開発でも対応できるよ」なんて言ってました。

バカですね。

今だから言えるのですが、できる仕事しか回って来ていなかったのです。

SESでお客様先に常駐して開発していたと言うのもあり、人手の足りないプロジェクトにたらい回しされていて、月100時間近くの残業があり、体力的にも精神的にも限界に達していました。

人として新しいレベルに入るには、インプットすることが大切です。

本を読む、いろんな人の意見を聞く、勉強するなど、自分から新しい情報を取りに行かないといけない時に、私はやっていなかったのです。

インプットすることをしなかった私は、自分が勤める会社がどう言う状況になっているかも分かっていませんでした。

ボーナスが減額になったりしていたので、景気が悪いからしょうがないよね何て同僚と話したりしていたのです。

でも、実は、自分の勤めている開発は、大きな経済悪化が起きていたので。

これが、本を読み、いろんな人と話をして、勉強をしていたら、おそらくIT業界がどう言う状況なのか、自分の会社がどう言う状況なのか想像がついたと思うのです。

ガラ携が下火になってきたことで、組み込み開発のシェアが少なくなって来ている事も分かったはずなのです。

Webシステム開発者へのスキルチェンジの必要性に気づくことは出たでしょう。

つまり、インプットをしていなった当時の私は、情報弱者となっていることに気付いていなかったのです。

2. 挑戦しなさい


当時の私は、毎日、同じ生活をしていました。

朝起きて、会社へ出勤、20時まで仕事して、帰って来て食事してTV見て寝る。

この生活をずっと続けていたのです。

実際、当時は、何の変化もないと嘆いていました。

でも、それって、自分が変化することをしなかっただけなんですよね。

自分が変わらないと、周りがあなたを変えてくれるわけないじゃないですか。

でも、当時の私は、周りの環境が変われば、自分も変われるのにと周りのせいにしていたのです。

また、いろいろとしたい事あるのに、仕事が忙しすぎて時間がないなんて言っていたのです。

でも、土日とか時間があると、ずっと寝てたり、ゲームしてたりで、結局やりたいこともなかったのです。

忙しいを言い訳に、何もしない自分を正当化していたにすぎません。

赤ん坊は、毎日挑戦し変化していきます。

私のそうだったはずです。

なのに、自分の経験のみで仕事をして、挑戦することをしなくなると、変化なんかできるはずもありません。

そんな人生、退屈な人生になるのは、すぐに分かるはずなのに、当時の私は、インプットすることをしていなかったために、そんな事にも気づくことができませんでした。

インプットをして、どんどん挑戦していれば、変化を楽しめるようになるのにな。

それに、もう一つ言い訳をしていました。

何かに挑戦しても失敗するから無理と自分に言い聞かせていたのです。

自分では、挑戦したいと周りに言っていたのに、いざチャンスが来ると、自分には無理だからと言っていたのです。

バカですよね。

結局、失敗するのが怖かったのです。

失敗して笑われるのが怖かったのです。

一般的に、挑戦して成功する確率なんで数パーセントです。

失敗しても当たり前だから、失敗を前提に挑戦してみれば良かったのです。

失敗しないようにインプットすることで、仮に失敗しても、そこから学ぶことは多かったと思うのです。

その学びを次の挑戦に利用することで、次の挑戦の失敗の確率は下がるのに、当時の私は何も分かっていなかった。

3. アウトプットしなさい


では、当時の私にアウトプットできることがあったのかと言うと、あったと思います。

仕事で得た知識は、十分なインプットだったと思います。

守秘義務契約を結んでいたので、全てをアウトプットすることは難しかったでしょう。

でも、プログラム言語は、仕事をしながら学んでい他のです。

できれば、インプットし、新しい事に挑戦し、その結果をアウトプットして行ければバッチリなんでんですが・・・

当時の私は、守秘義務がと言いながら、アウトプットしない言い訳をしていたにすぎません。

アウトプットしなかったがために、自分が学んでいる事に気づく事さえできなかったのです。

それがストレスとなり、結局、適応障害と言う病気になってしまったのです。

IT業界では、うつ病や適応障害になる人が多いです。

特に、適応障害になる人は、自分が変化している事に気づくことができずにいるのです。

また、変化することを嫌っている人も多いです。

実際に適応障害になると、夜も眠れなくなり、常に情緒不安定となってしまいます。

直すのも大変で、10年たった今でも私は薬を飲み続けています。

今では、変化することを楽しむことができるようになって来ました。

自分の変化をアウトプットすることで、自分が変化している事を自覚できるのです。

まとめ


10年前の私は、常に言い訳ばかりをしていました。

インプットをせず、新しい事に挑戦することもせず、アウトプットすることもしていなかったのです。

そのため、毎日、起きて、会社仕事して、寝ると言う単純な毎日を送っていました。
  1. インプットする
  2. 挑戦する
  3. アウトプットする
これって、変化して行く時代に必要なことだと思うのです。

そして、自分が変化することを楽しめるようになると、楽しい人生が待っているのです。

もし、皆さんの中で、10年前の私と同じような生活を送っている人がいたら、まずは、小さな変化をアウトプットしてみませんか。

アウトプットすることが無くなったら、インプットして挑戦するのです。

それを続けていると、楽しい人生を送ることができるのではないでしょうか。

では、今日はこの辺で。

2020年6月4日木曜日

変数の命名方法



こんにちは。

今日は、変数の命名方法について書いてみます。

プログラマの中には、命名規則に沿っていないソースコードを書く人がいます。

特に、経験の浅い人は、自分の好きなように、関数名や変数名を書く人が多いようです。

しかし、システム開発は、1度作ったら終わりとなる開発はありません。

有名なシステムの場合は、半年ごとに機能が見直されるため、自分が作った機能を、他の誰かが改造することは良くあります。

なので、命名規則には十分に注意が必要なのです。

では、最低限守った方がいい命名規則が以下になります。
  • 英単語を使用する
  • 1文字の変数は使用しない
  • プロジェクトで統一する
では、それぞれ説明しますね。

英単語を使用する


変数は、見ただけで何の値が格納されているのかが分かるように命名します。

プログラマの中には、日本語をローマ字で書く人もいます。

確かに、日本語をローマ字にした変数名だと、日本人には分かりやすいかもしれません。

しかし、今はグローバル社会ですよね。

今外国人と仕事していなくとも、後々、そのソースコードを外国人が修正するかもしれない。

その時、日本語をローマ字に変換しただけの変数名だと、外国の方には、記号にしか見えないのです。

なので、ソースコードを誰でも修正できるように、変数名は、英単語の変数名にしましょう。

1文字の変数は使用しない


日本語をローマ字に変換しただけの変数が、外国人には記号にしか見えないのと同じように、1文字の変数は誰が見ても記号です。

特に、入れるのインデックス値を1文字の変数にする人が多いです。

1文字の変数は、見てすぐに何の変数か分かりませんよね。

インデックスならば、indexと書いてあった方が意味が分かりやすいですよね。

これて、修正に修正が入って、ソースコードが長くなったりすると、1文字変数は意味が分からないくなることが良くあります。

なので、ソースコードが長くなると、不具合の原因になることが良くあるのです。

私も、長く修正が行われているソースコードで、1文字変数の意味が途中で変わって不具合になっているのを見たことがあります。

なので、1文字の変数は使わないようにしましょう。

1文字の変数が良く使われるのは、ちょっとしたサンプルのソースコードで良く使われるからです。

サンプルのソースコードって、短いし、後に修正が行われることを考える必要がないので、1文字の変数でもいいのです。

しかし、仕事でソースコードを書く場合は、後に修正が行われることを意識して書く必要があるのです。

プロジェクトで統一する


変数名の付け方は、プロジェクトで統一しましょう。

開発する時は、統一されているかもしれませんが、修正されるたびに変数名がぐちゃぐちゃになることが良くあるのです。

一番ひどいのが、英単語の変数名と日本語をローマ字に変換した変数名が混在している場合です。

プログラマの中には、自己流の命名規則に則って修正を行う人が結構いるのです。

修正する時に、命名規則がない場合は、修正する前にソースコードを読みましょう。

必要なソースコードだけでなく、他のソースコードも読むと変数名をどうすれば良いかは分かるはずです。

今は、オブジェクト思考でコーディングされていることが多いですよね。

なので、必要なクラスのソースコードや、継承元のソースコードを読めば良いのです。

まとめ


では、もう一度繰り返しますね。

変数名をつける時は、以下のことに気おつけるようにしましょう。
  • 英単語を使用する
  • 1文字の変数は使用しない
  • プロジェクトで統一する
少なくとも上記のことに気おつけることで、ソースコードが読みやすくなります。

できれば、会社で命名規則を統一しておくと、他のプロジェクトでも取り組みやすくなるので良いと思います。

では、今日はこの辺で。