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2020年5月5日火曜日

在宅勤務での課題



こんにちは。

久々の更新となってしまいました。

最近、SNSを見ていると「在宅勤務で疲れた」と言う意見がよく見られます。

実は、私も在宅勤務で疲れを感じていたりします。

まずは、現状について整理しますね。

2020年4月7日に、新型コロナウィルスによる緊急事態宣言が発令されました。

このブログを記載している2020年5月4日現在、緊急事態宣言が2020年5月31日まで延長がほぼ確実をなっていす。

ほとんどの企業に於いては、緊急事態宣言により在宅勤務を余儀なくされています。

つまり、ほとんど準備の時間がなく在宅勤務を行うようになった企業が多いと思います。

私が勤めている会社も、緊急事態宣言を期に社員全員が在宅勤務をするようになりました。

そして、みんな多かれ少なかれ疲れを感じているようです。

私は、プログラマーです。

IT業界で仕事をしているので、情報はほとんどがクラウド上で管理されています。

個人データは、社内のサーバーで管理されていますが、その他の情報は社外からでも取得できるように設定できるので、在宅勤務をするには最適な環境にいたのです。

つまり、作業時に必要な情報にアクセスできず、ストレスがたまることは、ほぼないのです。

では、何故疲れを感じてしまうのでしょうか。

新型コロナの終息には、まだまだ時間がかかりそうです。

なので、ここで個人として、企業として課題を整理してみたいと思います。

個人の課題


まずは、個人の課題です。

ストレスが溜まる理由は、個人の問題です。

結論を言うと以下になると思います。
  1. 運動不足
  2. ストレス管理
  3. 環境作り
個人の課題としては上の3点になるのではないでしょうか。

上の3点を上手く管理することで、少しは在宅勤務を快適に行えるようになるのではないでしょうか。

1.運動不足

在宅勤務をしていると、普段よりも運動量が減ります。

これまでは、通勤で知らず知らずに運動できていたものが、全くの0になるのです。

だからと言って、今は、ジムに行って運動することもできません。

「私は、ムキムキの筋肉は欲しくない」と言う人もいるでしょう。

しかし、在宅勤務をしていると、本当に運動する機会がなくなってしまいます。

運動をしないと、筋力が落ちますし、体力も落ちてしまいます。

なので、自宅でできる筋トレをするようにしましょう。

軽い筋トレをするだけで、筋肉の低下を防ぐことができますし、少なからずストレスの解消となります。

2.ストレス管理

では、次に課題となるのは、自分のストレス管理です。

自分のストレスと言うのは、あまり分からない場合があります。

隠れたストレスが溜まると、体調に異変が出てくることがあります。

そこまでくると、ストレスがストレスを呼び、悪いスパイラルに陥り、末には、適応障害やうつ病へとなってしまうのです。

私は、以前にもブログで書いたように適応障害を発症したことがあります。

未だに、私は薬を飲んでいる状態です。

私のことはさて置き、在宅勤務を行っていると、たくさんのストレスに晒されます。

誘惑に耐えるだけでも、大きなストレスになります。

もちろん、会社で仕事していても、多くのストレスに晒されますが、在宅勤務で働いていても、また違ったストレスに晒されます。

3.環境作り

残念ながら、私は、現在の状況は長期化すると考えています。

新型コロナウィルスの治療薬は、現在のところありません。

そのため、緊急事態宣言が今後、段階的に解除されたとしても、感染者を0にすることはできないでしょう。

感染者がいる以上は、今後、再拡大する可能性が残ってしまいます。

そうなると、在宅勤務ができる環境を自分で作る必要があります。

ソフト的な対応は、今回の在宅勤務で大体が整ったのではないでしょうか。

なので、今後は、自宅に快適に仕事できる場所を作れるように考えてみましょう。

少なくとも、ストレスを受けずに作業できる環境を作ることが課題となります。

もし快適に仕事ができる環境が自宅に作れると、新型コロナが終息したとしても、通勤して事務所に行って作業するメリットも減るのではないでしょうか。

企業の課題


では次に、企業の課題について考えてみたいと思います。

企業側としては、社員を新型コロナウィルスから守らないといけないので、在宅勤務できる環境を作り、社員のリスクを減らさないといけないですよね。

では、まだまだ新型コロナが終息しないとなったら、企業としてどのような課題があるのでしょうか。

結論から言うと以下の3点になると思います。
  1. タスク管理
  2. 新しい働き方の検討
  3. アフタコロナ
上の3点は、私が考える課題です。

でも、これまで在宅勤務を行ってこなかった企業に取っては、検討が必要となる課題ではないでしょうか。

1.タスク管理

これまで、事務所へ社員が出社して作業すると言う一般的な企業では、社員の作業時間を管理していたと思います。

でも、在宅勤務となると、作業時間を管理する意味ってなくなってくるのが分かるのではないでしょうか。

必要なのは、社員がどの作業をしているのか、今どのくらいの進捗なのかといったことだと思います。

在宅勤務でも作業時間を管理することは可能です。

例えば、作業時間中は、zoomやskypeでビデオ通話を有効にしておくことで、社員が作業しているかを監視することができます。

でも、zoomやskypeはサードパーティのサービスなので、サーバーが止まることも考えられます。

また、ネットワークの不調で接続できなことあるでしょう。

監視されている社員も、常に監視されているとストレスを溜めてしまうかもしれません。

つまり、作業時間を管理するのは、在宅勤務では非効率なのです。

それよりも、作業を小さなタスクに分割して、その進捗を管理する方が効率的だと思いませんか。

直接ミーティングが必要な場合のみ、zoomやskypeを繋げば十分だと思います。

ただ、これまで作業時間を管理していた企業が、すぐにタスク管理に切り替えることは難しいかもしれません。

でも、長期で在宅勤務が続くことを考えると、タスクを管理する方向へシフトする検討が必要になると思います。

ちなみに、IT業界では、タスクで作業を管理するやり方を長年してきました。

もし、タスクで作業を管理する導入する方法が分からないのであれば、知り合いのIT業者に相談してみてはどうでしょうか。

いろいろと良いアイデアを貰えると思いますよ。

2.新しい働き方の検討

次は、新しい働き方の検討です。

在宅勤務と言うのは、新しい働き方の1つですが、それ以外の働き方と言うのも検討する必要が出てくるのではないでしょうか。

次の、アフタコロナにも繋がるのですが、在宅勤務が可能となると、新型コロナウィルスが終息したからと言って、社員はこれまで通り、事務所で働きたいと思うでしょうか。

毎朝、満員電車に乗り事務所で作業することの意味が、なくなるのではないでしょうか。

そうなると、事務所を構える意味も違ってくるのではないでしょうか。

それどころか、社員が事務所に通勤可能な地域にいる必要なくなるのではないでしょうか。

つまり、全国から社員を受け入れられると言うことです。

もっと言えば、世界から社員を受け入れるのも難しくないかもしれません。

世界からとなると、時差の問題などがあり、いろいろと考える必要があるとは思うのですが、極論で言えば、世界中の優秀な人材を受け入れることが可能になるのです。

なので、現在だけでなく、将来に目を向けて、新しい働き方と言うのを今検討しておいた方が良いのではないでしょうか。

3.アフタコロナ

では、最後に企業として最も大事なアフタコロナの対応についてです。

現在、新型コロナの影響で経済も低迷していますよね。

新型コロナが終息したからと言って、経済がそれまでのように上がってくるかと言うと、私はそうは思いません。

つまり、経済はそのまま低迷状態が続くのではないでしょうか。

そうなると、金融崩壊やリーマン・ショックの時のように、それまでの売り上げは期待できなくなるのではないでしょうか。

なので、今のうちから、新型コロナの終息後の事業を検討する必要があると思います。

企業にとって、事業のシフトと言うのは、結構大きなことだと思います。

でも、新型コロナが終息するのを待っていると、本当に手遅れになりますよ。

特に中小企業にとっては、景気の低迷は、大きな影響を受けてしまいます。

少しの間は、政府の助成金などがあり、やっていけるのかもしれませんが、助成金が長期に渡って支援してくれるとは思いません。

なので、今のうちに、新型コロナが終息した後の事業について検討しておきましょう。

もし、新型コロナが終息した後に景気がV字回復したとしても、景気が低迷する時期は必ず来ます。

それが直ぐでなかったとしても、先に検討しておくことは重要だと私は思います。

まとめ

今回は、プログラマとしての意見ではなく、現状から考えらることについて書いてみました。

個人として、快適に在宅勤務ができるように考えておくことは、今後の働き方にも影響してくると思います。

また、同じような、世界的な疫病や景気悪化などが起きた時の準備にもなると私が考えています。

今は、初めてばかりのことで戸惑っているかもしれませんが、自分が社会人になって直ぐの頃のことを思い出してください。

おそらく、同じ心境だったのではないでしょうか。

今は辛い時期かもしれませんが、この世界的な疫病にみんなで頑張っていきましょう。

この経験は、必ず良い経験になると私は信じています。

では、今日はこの辺で。