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2020年8月1日土曜日

ITエンジニアのスキルアップ



こんにちは。

今回は、ITエンジニアのスキルアップについて書きます。

新卒でITエンジニア会社の内定をもらっても、これからどのようなスキルアップがあるのだろうと不安に思うでしょう。

私も、新卒で内定を貰った時は、嬉しさと同時に不安が込み上げて来たのを覚えています。

結論を言うと、ITエンジニアとして就職した人の一般的なスキルアップは以下になります。

  1. テスター
  2. プログラマー
  3. 機能リーダー
  4. システムエンジニア 
  5. プロジェクトマネージャー

これは、理想的なスキルアップで、人生は理想的にはいきません。

1.テスター



新人でITエンジニアとして就職すると、まずはテスターとしての仕事をすることになるでしょう。

開発中のシステムを試験仕様書に基づいて試験していくのですが、結構、大変だったりします。

テスターの仕事って、同じ作業を何度も繰り返すことになります。

最初は楽しいのですが、数週間で飽きてくるんですよね。

それに、不具合を見つけると、プログラマーの先輩からウザがられるんですよね。

私もそうでした。

不具合を見つける数が多かったため、先輩プログラマーからよくウザがられていました。

なので、私は、不具合が発生すると、本当に不具合なのかを仕様書や設計書、プログラムを調査した上で、先輩プログラマーへ報告するようにしました。

そうすることで、プログラマーへのスキルアップを成し遂げたのです。

2.プログラマー



プログラマーは、多くのITエンジニアが目指すポジションだろうと思います。

しかし、プログラマーの作業範囲は、思った以上に広範囲です。

基本設計から詳細設計書を作り、製造、単体試験を行う事が仕事です。

プログラマーは、動くものを作るのが仕事です。

ですが、正常なデータで動くものだけを作るのではなく、異常データや想定外のデータでも動くものを作る必要があります。

なぜこのようなことを書くかと言うと、正常なデータ、異常なデータで動くものは作っても、想定外のデータで動くものを作るプログラマーは少ないのです。

想定外を想定でいるようになると、プログラマーとしては上級と言えるでしょう。

3.機能リーダー


上級のプログラマーとなると、部下を着けてさらに大きな機能を任されるようになります。

機能リーダーは、自分で作業する事がなくなります。

代わりに、期間内で最大の物作りの戦術を考え、実行する事が仕事となるのです。

つまり、マネージメントです。

どのようにすればチームの力を最大化できるのか、どうすればチームの負荷が下がるのかを考えるのが機能リーダーの仕事になるのです。

4.システムエンジニア


次のステージは、システムエンジニアになります。

システムエンジニアの仕事は、お客様との打ち合わせで、お客様が求めるシステムの要件をまとめることです。

システムの仕様書を作成するのはお客様です。

しかし、中小企業のシステム開発では、仕様書作成もシステムエンジニアが担うことになる事がよくあります。

そのためには、お客様のビジネスを理解し、必要とされている要件を検討する必要が出て来ます。

5.プロジェクトマネージャー


プロジェクトマネージャーは、ITエンジニアとして、最上級のポジションと考えている人が多いかもしれません。

プロジェクトの責任者であり、最終決定権を持つことになります。

なので、常にコストとリスクについて検討する必要があります。

中小企業のシステム会社の場合


中小企業のシステム会社は、機能リーダー、システムエンジニア、プロジェクトマネージャーがいない事が多いです。

その代わりの業務を、プログラマーが担っています。

そのため、プログラマーの仕事の負担は、もっと上がってしまいます。

なので、プロジェクトに遅延が発生する可能性が高いのです。

まとめ


一般的にITエンジニアとしてのスキルアップは、上に書いた5つです。

  1. テスター
  2. プログラマー
  3. 機能リーダー
  4. システムエンジニア 
  5. プロジェクトマネージャー

1、2は物作り、3、4、5はマネージャーとなります。

中小企業のシステム会社では、3、4、5を専門でやる人材を持つのは難しいです。

なので、マネージメントを目指すのであれば、大手のシステム会社へ就職するのいいでしょう。

中小企業でプログラマーまでの経験を積み、大手へ転職すると言う方法もあるでしょう。

中小企業でプログラマーまでの経験を積むには1、2年で十分です。

なぜかと言うと、結構ハードな仕事を経験することになるからです。

その経験を持って大手に転職するのが、一番早いやり方ではないかと私は思っています。

では、今日はこの辺で。


2020年6月23日火曜日

コミュニケーション・コストが高いと感じた時の対処法



こんにちは。

プロジェクトでマネージメントしていると、コミュニケーションに時間(コスト)が結構かかります。

時間は、みんな等しく24時間ですが、その時間の価値はそれぞれ違うのです。

仕事で言うと、自分の時間をどのように使うかで、作業の進捗も変わって来ます。

理想を言えば、短いコミュニケーションで、高品質の作業ができるのが一番です。

とは言え、育って来た環境が違うので、コミュニケーション力は、みんな違います。

なので、コミュニケーション・コストの高い人に対して、どのような対応をするかが問題となってきます。

結論を言うと、以下の3点に注意する必要があります。

  1. 少し細かいところまで説明する
  2. 専門用語の使用を少なくする
  3. どこまで理解できているか確認する

この3点を見ていると分かるかもしれませんが、コミュニケーション・コストが高いのは、自分のコミュニケーション力が低いのが原因となっているのです。

以下でその説明をしていきます。

1.少し細かいところまで説明する


コミュニケーション・コストを下げるには、普段は、少しのコミュニケーションで済ませるところを、少し細かいところまで説明する必要があります。

その時に気をつけることは、詳細までは説明しないことです。

詳細まで説明しないと理解できないと言うことは、基礎知識が不足しているのです。

なので、基礎知識から勉強してもらう必要が出て来ます。

それと、相手のせいにしないことです。

相手のせいにしても先には進みません。

なので、まずは、自分の説明が不足していると思って、細かいところまで説明をしましょう。

2.専門用語の使用を少なくする



専門用語が多いと、経験が浅い人にとっては、理解が難しくなります。

私も経験がありますが、専門用語が多いと、話の流れから想像することになって、結局、勘違いしてしまっていると言うことはよくあります。

特に相手が業界の違うお客様の場合、専門用語を使うと全く通じません。

たまに専門用語をバンバン使ってお客様へ説明し、あとで「あの客は、何も分かっていない」と言う人がいます。

専門用語は、同じ業界で仕事をしていないと分からないものです。

特にIT業界は、専門用語が難しいです。

なので、コミュニケーション・コストを下げるには、専門用語をなるべく使わないようにすることなのです。

3.どこまで理解しているか確認する


よく一方的に話して、聞き手がきちんと理解しているか確認しない人がいます。

独演会ならいいのですが、仕事でこれをすると、認識の違いが生まれてしまいます。

コミュニケーション・コストが上がってしまうのです。

なので、コミュニケーション・コストを下げるには、相手がどこまで理解しているのか確認する必要があります。

つまり、区切りがいいところで、「ここまで大丈夫ですか」と相手が理解しているか確認する必要があるのです。

たまに、普通に話していても、マシンガントークしてくる人いますよね。

そう言う時って、大体周りは聞いていないんですよね。

まとめ


結局、コミュニケーション・コストが高いのは、自分の責任なのです。

自分のコミュニケーション力が低いために、相手に正しく理解してもらえないのが原因なのです。

つまり、変わらないといけないのは「自分自身」なのです。

その対処としては、専門用語を少なくして、少し細かいところまで説明し、相手の理解を確認しながら説明することです。

それが、コミュニケーション・コストを下げる方法なのです。

仕事をしていて、コミュニケーション・コストが高いなと感じた時は、自分のコミュニケーションを改善してみましょう。

では、今日はこの辺で。

2020年4月2日木曜日

社会人になって学ぶには


こんにちは。

今日は、社会人になって学ぶにはというテーマで書いてみようと思います。

結論から言うと以下になります。
  • 興味を持つ
  • 深掘りする
  • ビジネスを意識する
今日は、私が勤める会社でも入社式がありました。

新型コロナウィルスのため、みんなが集まって行う式は行いませんでした。

社会に出ると、学ぶ事も自由に決めることができます。

つまり、学ばないと言う自由もあるのです。

そのような中で、どのように学び続けていくかを考える必要があります。

興味を持つ

まずは、興味を持つことでしょう。

学ばないことを選択する自由も、社会人になると与えられます。

企業に入社する方は、その企業の事業に興味を持ったからでしょう。

どこに興味を持ったかは別として、興味を持ったところから、まず学んで見るといいのではないでしょうか。

私の場合は、最新の技術に興味があります。

なので、最新技術の情報は、すぐに目に飛び込んできます。

人によっては、アンテナを張るという言い方をする方もいますが、実際、私はアンテナを張れているのか分かりません。

でも、ネットニュースを見ていると、新しい技術はすぐに目に入ってきますね。

深掘りする

興味を持って学び出したら、さらに深掘りしてみるといいです。

深掘りすることで、さらに興味が湧き、学びたい欲求が増すことがよくあります。

また、深掘りすることで、詳細な知識が着き、先輩との話についていけるようになります。

すると、さらに面白くなってくるのではないでしょうか。

私が新人の頃、組み込みシステムの開発をしていたのですが、深掘りして学んでいて、先輩と話が合うようになり、さらにシステム開発が面白くなりました。

先輩と話が合うと、仕事も来るようになるので、同僚に少し差をつける事もできますよ。

ビジネスを意識する

やはり、学んでいることがビジネスに直結すると、学び意欲は湧きますよね。

学ぶことで、お金が稼げるのですから、一石二鳥でしょう。

さらに、ビジネスを意識しながら学び続けると、経営者と同じ意識に近づけます。

つまり、経営層の方々と話ができるようになるのです。

新しく社会人となった方にはピンと来ないと思いますが、経営層と話ができるというのは、かなり難しいのです。

例えば、システム企業の経営層は、システムを開発してどのようなビジネスを行うかを考えているのに対して、末端にいる私たちは、目の前の開発やシステムの機能のことしか考えていません。

つまり、見えている世界が違うため、話が噛み合わないのです。

まとめ

つまり、興味を持って深掘りし、どうやったら儲かるかを考えると、学ぶ速さも早くなるのです。

特に、ビジネスを意識するのは大切なことです。

たまに、知識をつけることが好きという方もいますが、知識を身に付けてもお金を稼げないと生活もできませんよね。

新しく社会人となった方は、学生時代と違って全てが自由です。

その自由を何に使うかによって、これからの人生が変わってきます。

頑張って学んでください。

では、今日はこの辺で。


















2020年3月11日水曜日

IT業界の今後について

こんにちは。

今日は、IT業界について書いてみようと思います。

新型コロナウィルスの影響で、2021年卒業の学生が就職活動に困っているようなので、実際にIT業界で働いているエンジニアの一人として実状を書いていきます。

結論から言うと、これからもIT業界には需要があります。

しかし、これからのIT業界は、これまでとは違い、プログラムが組める程度では通用しなくなるのも事実です。

IT業界の今後について

新型コロナウィルスの影響で、在宅で働くテレワークが多くの企業で行われています。

本来、東京五輪の開催時に行うはずだったテレワークが、このような形で実施され多くの企業では実証実験ができたのではないでしょうか。

そのため、今後は、テレワークを主軸にシステム開発を行うIT企業も多くなると考えられます。

テレワークで働けるようになると、日本全国、世界から優秀なエンジニア に働いてもらうことが可能となります。

また、AIやブロックチェーン といった高度の開発も普通に行われるようになるでしょう。

AIやブロックチェーン は、フロントエンド側の開発とバックエンド側の開発で大きな違いがあります。

フロントエンドでは、AIやブロックチェーンサービスのWebAPIを使用することで、開発期間がさらに短くなるのではないでしょうか。

また、バックエンドは、より高度な数学が必要となり、これまでのシステムとは桁外れのソースコードとなることが考えられます。

中小のシステム企業では、フロントエンドの仕事が多くなり、さらに納期が短くなることが考えられます。

そうなると、フットワークの軽いフリーランスの需要が高まることは分かりますよね。

では、企業に就職せずにフリーランス として働いた方がいいのでしょうか。
私は、企業に就職することをお勧めします。

プログラミングができる方

まずは、プログラミングができる方に焦点を当てて書いていきます。

すでにプログラミングがきますと言って入社して来る方がいますが、正直、実戦では全く使えません。

実際に行う作業は、お客様のビジネスモデルに沿ったシステムの開発です。

PCに向かってする仕事は半分くらいで、残り半分は、お客様との話し合いなど人との関わりです。

お客様の前に出せるだけのビジネスの知識が、新卒では持ち合わせていません。

そのため、教育制度のある企業に就職し、エンジニア の勉強をしつつ、ビジネスの勉強をお勧めします。

また、プログラミングができる方は、いろいろなプロジェクトに参加できるような企業がお勧めです。

企業によっては、SES(システム・エンジニアリング・サービス)を主軸としている企業もあります。

SESは、お客様先に常駐してシステム開発を行うのですが、実際は、古い基幹システムの不具合改修や機能追加などが多いです。

古いシステムを相手にするため、技術力も思った以上に上がりません。

また、古いシステムを長年扱ってきた方を相手とするため、自分でアンテナを張っていないと、最新技術から遅れをとることになります。

なので、主軸を自社開発や受託開発に置いている会社がお勧めです。

プログラミングができない方

では次に、プログラミングができない方や文系の方などに焦点を当てて書いていきます。

プログラミングができない方は、まず教育制度の整っている企業をお勧めします。

まずは、システムに抵抗を感じなくなることを優先した方がいいでしょう。

PCは、幼い頃からそばにあった世代でしょうが、システムとなると抵抗を感じる方が多いようです。

通常自分が仕事で使うPCでさえも、自由に使えるようになるのに時間がかかる場合があります。

しかし、文系の方は、ビジネスに対する知識を持っている方も多いため、お客様との話し合いには最適だったりします。

ですので、教育制度の整った企業に就職し、エンジニア知識を着ければ、すぐにでも実戦へ投入できると私は考えています。

まとめ

実際、入社時にプログラミングができるかどうかは、ほとんど関係ありません

文系、理系もほとんど関係ありません

大切なのは、社会に出てからどれだけ努力するかです。

あともう一つ言っておきたいことがあります。

試験を受ける企業のことは、できるだけ情報を収集しましょう。

特に経営状態は重要です。

IT業界は、景気に左右されやすい業界でもあります。

ですので、入社時の経営状態はしっかりと収集しておかないと、新入社員研修が終わると営業に回されることもよくある話です。

ピンチはチャンスです。

新型コロナウィルスのために就職活動の開始が遅れたとしても、それをバネに頑張ってください。

では、今日はこの辺で。

(追記)IT業界の今後については、以下の記事も参考にしてください。