2020年8月30日日曜日

仕事をしたくない・辞めたい時は自分の時間で勉強しよう

私も「仕事したくない」「仕事辞めたい」と思うことがよくあります。

そのような時は、私の場合、以下のような気持ちになっていることが多いです。
  • 仕事が面白くない。
  • 今の仕事に将来性を感じない。
  • 仕事をしたくない時どうしたら良いだろう。
そのような時、私は以下の順番で次の行動を考えています。
  1. 仕事をしたくない・辞めたい時は自分の時間で勉強しよう。
  2. 作業がマンネリ化しているなら、こっそり広げてみよう。
  3. 仕事以外の時間を大切にしよう。
  4. ハラスメントがある会社からは、すぐ辞めよう。
  5. ブラック企業からはすぐに辞めよう。

私の経歴としては、最初ブラック企業で働いていました。
その時は、会社がブラック企業だと分かってすぐに辞めました。

その後、働いた会社では、ブラック企業にSESで常駐で作業ををしていました。
その時は、精神的に病んでしましました。

今は、結構ホワイトな会社で働いていますが、それでも、「仕事したくない」「仕事辞めたい」と思うことがあります。

こんな私が、以下で説明していきます。

1.仕事をしたくない・辞めたい時は自分の時間で勉強しよう。

仕事がしたくない、辞めたいと思った時は、自分の時間でまず勉強しましょう。

仕事は、ビジネスを行う場であって、実績が1番です。
なので、やりたい仕事と、実際にやれる仕事は一致しないのです。

しかし、仕事以外の時間は、あなたの時間です。
その時間を使って、まずはやりたいことの勉強をしましょう。

このような思いを抱く時は、仕事以外の時間をダラダラと過ごしていないでしょうか。
やりたい仕事ができなくて、ストレスが溜まっている状態ではないかと思います。

そう言う場合は、仕事は淡々とこなし、自分の時間を充実させることで、やっている感が感じられるはずです。

こんな主張をすると、「仕事で疲れいるからできない」と言う人がいます。
私も仕事後は疲れていて、何もやる気がしない状態になっていました。

でも、だからと言って何もやらないと、やりたい仕事につくことは難しいです。

なので、仕事がしたくない、辞めたいと思った時は、自分の時間でまず勉強しましょう。

2. 作業がマンネリ化しているなら、こっそり広げてみよう。

例えば、プログラマーで新卒で就職すると最初は、試験からただと思います。

長い時は、1年以上試験ばかりをする事になる場合もあります。

でも、プログラマーとして就職したのだから、プログラミングをやりたいですよね。
そのギャップがストレスになると思います。

なので、上でも書いたのですが、まずは自分の時間でプログラミングの勉強をしましょう。

そして、ある程度、基礎勉強が終わったら、実際に仕事で実勢してみましょう。

システムの試験を行っているのであれば、不具合が発生した時に、原因をソースコードから探してみましょう。
時間がかかるかもしれませんが、そうする事で、ソーコードを読む力がつきます。

また、修正された場合、修正箇所を確認すると言うのも良いと思います。

結果的に、自分の活動範囲が広がっていきます。

不具合の原因をソースコードから見つけれるようになると、そればあなたと実績となります。
実績を積むと、必ず次のステージへ上がることができます。

3.仕事以外の時間を大切にしよう。

これまでは、自分の時間で勉強しましょうと主張して来ましたが、仕事以外の時間を大切に過ごすだけでも、十分に変化が感じられると思います。

どうしても、仕事を終えて家に帰ってくると、ゆっくりと休みたい気持ちになりますよね。
でも、その時間、本当に休めていますか。

テレビを見たり、スマホを見たりして、結局、ダラダラと過ごしてしまっているのではないでしょうか。

私も、最近までそのような生活を送っていました。

でも、それって本当の意味で休めていないんですよね。
「ダラダラ過ごす=時間の浪費」なのです。

仕事をしている時もそうですが、ダラダラ時間を浪費するくらいだったら、「就業時間8時間で、これだけの成果を出す」とか、「この時間で勉強する」と言ったように、時間に区切りをつけて生活をした方が、精神的にも楽になります。

また、寝る前にテレビやスマホを見ると、寝つきがよくないと言った研究成果も報告されているようです。

みなさんも、仕事以外の時間を見直してみてはどうでしょうか。

4.ハラスメントがある会社からは、すぐ辞めよう。

仕事以外の原因として考えられるのが、ハラスメントがある会社ですね。

パワハラ、セクハラなど、こう言ったハラスメントがある会社は、すぐに辞めるのが一番です。

一昔前までは、こう言ってハラスメントは日常茶飯事でした。

私が社会に出て最初に就職した会社も、パワハラが凄かったです。
私は、社会に出てすぐだったので、これが社会なんだと最初は我慢していたのですが、1年で辞めました。
辞めてハローワークで相談して、初めてこれがパワハラだと知ったのです。

ちなみに、その会社は、私が辞めて1年後に従業員が全員で辞表を提出して解散となりました。

今でも、パワハラ、セクハラを行う人はいます。
そう言う会社は、ハラスメントをする人を、ある意味野放しにしている会社なのです。
なので、そう言う人がいる会社は、辞めてしまいましょう。

5.ブラック企業からはすぐに辞めよう。

世の中には、ブラック企業が今でもたくさんあります。
法律的にもグレーなビジネスをしている会社です。

例えば、長時間労働を強いる企業です。
今は、長時間労働は違法ですが、1日のタスクが8時間で終わらないようなものを渡す会社は、今でも存在します。
口では、「長時間労働をしないように」と言っていますが、長時間労働をしないと終わらないタスクばかりなのです。

また、営業で女性がいる方が良いからと、女子社員を連れ出すと言ったことも、実は行われていたりします。

そのような会社は、ブラック企業なので、すぐに辞めましょう。

まとめ

今回は、「仕事をしたくない」「仕事を辞めたい」と思ったときに取る方法について考えてみました。

結論としては、仕事以外の時間を大切にして、勉強をし、仕事に役立てるようにすると、緩和されるのではないかと思います。

しかし、ハラスメントがあったり、ブラック企業などは、すぐに辞めてしまいましょう。

仕事以外の時間を大切にしても、どうしても「仕事をしたくない」「仕事を辞めたい」と思う時は、会社を辞めてしまうのも良いと思います。
今は、1つの会社で一生頑張るような時代ではありません。
今の会社で実績ができたら、あっさりと辞めてOKだと私は思います。

では、今日はこの辺で。

2020年8月26日水曜日

プログラマーでうつ病になる人が多いけど、何故そんなに多いのかな?

以前、知り合いから「プログラマーでうつ病になる人は多いですね?」と言われたことがあります。
私も7年ほど前にうつ病と診断されて治療中なので、
「プログラマーはうつ病になりやすいのか?」
「プログラマーは何故うつ病になるのか?」
について考えてみました。

結論を言ってしまうと以下になります。
  1. プログラマーでうつ病になる人は多いです。
  2. プログラミングは、動かないことがよくあるため悩みも多くなってしまいます。
  3. システム開発は、プログラマーに依存しているの原因かも。

私は、プログラマーとしての経験が10年以上あり、これまで多くのプロジェクトに携わって来ました。 そして、私自身うつ病で苦しんだ経験があり、現在でも治療中ですが心身ともに安定した生活が遅れています。

こんな私が、以下で詳しく説明していきます。

1.プログラマーでうつ病になる人は多いです。

ぶっちゃけ、IT系でうつ病になる人は多いです。

私が携わったプロジェクトにも多くのうつ病患者がいました。
大体、うつ病になるプログラマーは、責任感の強い方や、作業の早いプログラマーです。
仕事は、そのような方に集まるのです。

これは、プログラマーだけではないと思います。

2.プログラミングは、動かないことがよくあるため悩みも多くなってしまいます。

プログラマーがプログラミングすると、すぐに動くプログラムができると思うかもしれません。

しかし、結構動かないことが多いのです。

プログラマーは、何故動かないかを、ひとつひとつロジックを追いながら、正常に動くプログラムへ修正していくのです。
なので、何故プログラムが正常に動かないかが分からないと、ストレスも溜まっていくのです。

システム開発は、チームで行っているように見えますが、それぞれが異なる処理をプログラミングしています。

そのため、個人で作業しているのと同じなのです。

その様なところも、プログラマーにうつ病が多い原因なのではないでしょうか。

3.システム開発は、プログラマーに依存しているの原因かも。

システム開発は、プログラマーに依存しているため、うつ病になる方も多いのではないでしょうか。

上にも書きましたが、システム開発は、チームで行っている様で、実は個人で行っているのです。
特に作業が早いプログラマーには、予定以上の作業が流れて来ます。
その分、プログラマーへかかるストレスは大きなものになるのです。

チームで開発を行うと、チームメンバーには、プログラマーとして経験が長い方から浅い方までがいます。
なので、均等に作業を分配してしまうと、経験が浅い方が担当したプログラミングが遅れてしまいます。
それをカバーするために、経験のあるプログラマーへ多くの作業が流れてしまうんです。

私は、経験が浅いメンバーのチームで開発を行っているときに、うつ病になってしまいました。

この様な主張をすると、「チームリーダーが無能なんだ」と言った意見が聞こえて来ますが、チームリーダーのみに責任を押し付けるのはどうかと思います。

私も、チームリーダーをしたことがありますが、集められたメンバーの経歴などは、ほとんど知らされません。
特に大きなチームになると、パートナー会社からの出向だったりで、その人がどこまでできるのか分からないまま、開発を開始するのです。

つまり、システム開発がプログラマーに依存しているため、プログラマーはうつ病になり易くなるのでしょう。

では、どの様にすればプログラマーのうつ病は減るのでしょうか?

結論としては、以下の対応が必要だと思います。
  • 無理をして仕事をしない。
  • 1日5〜6時間で終わるタスクにする。
  • 適度に運動する。
  • 心療内科を受診する。
  • 休みをとる。

あなたが仕事をしなかったとしても、仕事は周ります。
逆に言うと、あなたが仕事をしないことで、仕事が回らない様なら、会社が社員に依存する風土があると言うことです。
その様な会社は、将来性がありません。
転職をお勧めします。

ストレスが溜まったら適度な運動が効果的です。
30分程度のウォーキングで十分です。

ストレスで心身に影響が出たら、心療内科を受診しましょう。
心療内科で医師と相談し、適切な薬などを処方してもらいましょう。

少し休暇を取るのも良いと思います。
収入が気になるかもしれませんが、会社員の場合は傷病手当が受けられます。

詳しく書くと、長くなるので別のブログに書こうと思いますが、基本、無理をしないことです。

まとめ

今回は、「プログラマーでうつ病になる人は多いのか?」「プログラマーは何故うつ病になるのか?」について考えてみました。

結論として、プログラマーでうつ病になる人は多いです。

原因としては、プログラミングは、動かないことがよくあるため悩みも多くなり、ストレスも溜まりやすいのです。
また、システム開発は、プログラマーに依存しているため、プログラマーへのストレスも大きくなると思われます。

では、その改善方法としては、無理をしないで、適度に運動し、それでもダメなら、心療内科を受診しましょう。

プログラマーのみなさん、無理をしないようにしましょうね。

では、今日はこの辺で。

2020年8月14日金曜日

PHP初心者が勉強する方法は?


こんにちは。

最近、「プログラミングを勉強しています」という声をよく耳にします。

特にWebエンジニアを目指している方が多いようです。

Webエンジニアになるには、以下の技術が必要になります。
  • HTML
  • javascript
  • PHP
HTML、javascriptは、クライアント側で主にデザイナーが担います。

PHPは、サーバー側でエンジニアの仕事となります。

そこで今回は、PHP初心者へむけて勉強方法を書いていきます。

ちなみに、私は、組み込みエンジニアとして7年ほど、その後は、Webエンジニアとして10年ほど働いて来ました。

PHP初心者が勉強する方法は?


PHPを勉強する方法は、以下になります。
  1. 基礎を勉強する
  2. ソースコードを読む
  3. 実際に作業を行う
PHPに限らず、プログラム言語を勉強する方法は、上の3つになります。

では、詳細を以下で説明します。

1.基礎を勉強する


何をやるにも基礎は大事です。

なので、PHPの勉強も基礎からやっていきます。

まずは、Hello World からですね。

いろんなプログラム言語を習得している方でも、はじめはここから始めます。

理由は、使用する環境が正常に動作するかの確認です。

その後は、プログラミングの基礎の勉強をします。
  • 分岐
  • ループ
  • 関数
  • クラス
この辺ですかね。

PHPの基礎については、Webで「PHP 入門」と検索すれば、たくさん出て来ますので、そこで勉強すればOKです。

なので、ここでは細かく取り上げません。

2.ソースコードを読む


PHPの基礎が理解できたら、一旦、他の方が書いたソースコードを読んでみましょう。

この、「ソースコードを読む」を飛ばして、実際に作業をする方が多いですが、そういう方が書いたソースコードは、読み辛く、無駄な処理が多いです。

ソースコードは、同じ処理や同じような処理を、関数やクラスでまとめて重複しないようにするのが1番です。

そう言った方法は、他の人が書いたソースコードを読むことで身に着きます。

まずは、ソースコードを読んでいて読みやすいと思うソースコードを真似することで、自分でも読みやすいソースコードが書けるようになるのです。

また、プログラミング言語には、それぞれにコーディング規約があります。

PHPだとSRP-2ですかね。

コーディング規約を読むことも必要なのですが、いろんなソースコードを読んでいると、次第に身に着いてきます。

今では、githubなどで多くのソースコードが公開されています。

ここで必要なことは、ロジックを理解する事ではなく、ソースコードの書き方や、クラスのまとめ方を見るようにしてください。

3.実際に作業を行う


ここまで来ると、勉強はおしまいです。

実際に作業をしましょう。

最初は、難しいと思います。

実際の作業は、勉強とはレベルが違います。

しかし、勉強ばかりしていても、実績が着きません。

なので、実際に作業をしながら勉強するようにしましょう。

PHPには、標準でいろんな関数が用意されています。

Webで検索すれば出て来ますので、困ったときは検索するようにしましょう。

それでもない時は、ロジックから考えて作ることになります。

技術は本では身につかない


PHPなどのプログラミングもそうですが、技術と言われるスキルは、本を読むだけでは身につきません。

本で知識を習得したら、手を動かし実際にやってみる必要があるのです。

プログラミングを習得するなら、本を読みながら手を動かし、実際にソースコードを書いてみて動かしてみるのです。

最初は、動かないことが多いかもしれません。

でも、それを乗り越える事でスキルは身についていくのです。

そして、基礎勉強が終わったら、実際に作業をする必要があります。

上にも書きましたが、実際に作業としてプログラミングを行うと、壁に何度もぶつかります。

それを、一つずつ乗り越える事で、実績が積み上げられるのです。

まとめ


今回は、PHP初心者が勉強する方法について書きました。
  1. 基礎を勉強する
  2. ソースコードを読む
  3. 実作業を行う
この方法は、他のプログラミング言語を勉強する時も同じです。

コツコツと勉強することができれば、数ヶ月で実際に作業ができるまでに成長できます。

でも、モチベーションが保てなくて挫折する人も多いです。

そんな時は、お金を払ってプログラミング講座を受講するのも良いと思います。

お金を払って勉強しても、実際にプログラマーになれば、すぐに元が取れますし、勉強するモチベーションも保てると思いますよ。

では、今日はこの辺で。

2020年8月9日日曜日

システム会社への依頼からサービスの現場投入までの流れ


こんにちは。

ここ数年、DX(デジタルトランスフォーメーション)と言う言葉をよく耳にします。
DXについては、以下のWikipediaを参照してください。

Wikipedia:デジタルトランスフォーメーション


そのような中、「システム化したいけど、どうしたらいいのだろう?」と言う声も聞こえて来ます。

そこで、今回は、システム会社への依頼からサービスの現場投入までの流れについて、依頼する側の目線で書いていきます。

私は、プログラマーとして10年以上の経験があります。
私の場合は、システム会社で実際にシステムを作のが仕事なのですが、依頼する側の動きによって、システム開発の成否が決まる事があります。
なので、今回は、依頼する側の目線で書いていきます。


システム会社への依頼からサービスの現場投入までの流れ




では、早速ですが結論です。

  1. 仕様を作る
  2. 見積もりを取る
  3. 契約する
  4. 検証する
  5. 現場に投入する

これが、システム会社へ依頼して現場投入するまでの流れになります。

以下で、詳細について書いていきます。

1.仕様を作る


まずは、自分の会社の業務を棚卸から始めましょう。

以下を整理するのです。
  • 仕事がどのように流れているのか。
  • どういう作業をしているのか。
  • そこにコストはどれだけかかっているのか。
その上で、どこをシステム化すれば、本来の業務に集中できるのかを検討するようにしましょう。

ちなみに、システム化しやすい作業としては以下になります。
  • 計算
  • 単純なチェック
  • データの整理
仕様の作成が難しい場合は、仕様の作成のみをシステム会社に依頼するのもありだと思います。

2.見積もりを取る


仕様をもとに、システム会社へ見積もりを依頼しましょう。

見積もりを依頼する会社は、複数あった方がいいと思います。

仕様については、詳細に説明をし見積もりに漏れがないようにしましょう。

また、契約する会社を検討する場合は、金額だけではなく、詳細を見るのが必要です。

よく必要な機能が含まれていなかったり、納品物が思っている物と違っていたりする事があります。

システム会社もビジネスなので、見積もりに含まれていない機能は、追加で請求されます。

終わってみたら、思っていた以上に請求されたという事がないように、この時点できちんと確認するようにしましょう。

見積もりで詳細が分からない場合は、詳細について直接聞くのがいいと思います。

3.契約する


見積もりについて十分に納得できたシステム会社と契約することになります。

契約する際の注意点は以下になります。
  • 納期の確認をする
  • 問い合わせ窓口を明確にする
  • 進捗報告の方法について明確にする
納品の時期というのは、使用を作る際に決めていると思うのですが、改めて具体的に日付について確認します。

また、システム開発中に、いろいろな質問が双方に発生するので、その窓口を明確にしておく事が必要です。

窓口は、基本1本化した方が、システム全体が統一されていいと思います。

それと、質問についてはリスト化しておくことをお勧めします。

あとで言った言わないの問答になる事がなように、質問はリスト化して双方で管理しましょう。

進捗報告については、定期的な報告を受けるようにした方がいいです。

システム開発は、依頼する側からすると見えないので、今どういう作業をしているのかを確認できるようにしておきましょう。

4.検証する


システムが納品されると、すぐに現場へ投入したくなるでしょう。

その気持ちはよく分かります。

しかし、納品されたシステムが期待通りの動きをするのか検証する必要があります。

もし、現場へ投入した後で、不具合が発生した場合、多いな損失が発生する事があるからです。

検証の流れは以下になります。
  1. 仕様と照らし合わせ検証する
  2. 実データを使って検証する
  3. エラーデータを使って検証する

まずは、仕様と照らし合わせて検証しましょう。

ここで不具合が発生するようであれば、再度、結合試験のやり直しを依頼しても良いと思います。

次に、実データを使って、実際の運用に耐えうるかの検証をします。

もし、実運用で複数のPCを同時で使用するのであれば、同じように複数のPCを使用することをお勧めします。

次に、エラーデータを使って検証します。

実運用するようになると、エラーデータも扱うことになりますので、そのための検証となります。

よくあるのは、エラーを検出できなかったり、システムが落ちてします事があります。

5.現場へ投入する


検証まで終わったら、実際に現場へシステムを投入することになります。

その時は、検証で使用したデータは削除するようにしましょう。

現場へ投入する手順は以下になります。
  1. 並行でシステムを稼働させる
  2. 問題ないかの確認をする
  3. システムへ切り替える
検証が完了したからと、システムをすぐに本番稼働させるのは危険です。

実際の業務では、想定外の負荷がシステムにかかったり、想定外のデータが入力される事があります。

その時、システムが不具合を起こすと大きな損失が出る可能性があります。

なので、初めの数ヶ月は、これまでの作業と並行でシステムを稼働させるようにしましょう。

並行でシステムを稼働させて、問題がないかの確認をします。

その時、実際に使用している方にヒアリングするのも良いと思います。

ただし、この段階での使い勝手などは不具合にはなりませんので、追加案件としてシステム会社へ依頼することになります。

並行でシステムを稼働させて問題ないようなら、システムを切り替えて業務することになります。

システムを開発した会社へフィードバックする


これは、テーマとは少し外れてしまうのですが、一度システムを開発した会社とは、その先も繋がっておいた方が良いと思います。

なので、本番稼働したら業務がどのように変わったのか、現場はどう変わったかと言ったフィードバックを返すようにしましょう。

これって、実際に開発した側からすると、本当に嬉しいんですよね。

依頼した側から見ても、システム会社と繋がりがあるというのは、次のDXへの強い味方になると思います。

まとめ


今日は、システム会社への依頼からサービスの現場投入までの流れを説明しました。
  1. 仕様を作る
  2. 見積もりを取る
  3. 契約する
  4. 検証する
  5. 現場に投入する
これは、基本的な流れになります。
実際には、問い合わせの対応など細かいことで検討が必要になります。

ここまで読んでみて、どう感じたでしょうか。
  • システム化には時間がかかる。
  • 面倒。
  • 全てシステム会社がやってくれるわけじゃないんだ。
そんな声が聞こえて来そうです。

しかし、あなたの事業は、システム会社は知りません。

システム会社かシステムを依頼通りに作り上げる会社なのです。

なので、仕様の作成も、正常に動作するかの確認も、依頼した側が責任持って確認するしか方法がないのです。

そこまで見込んでシステムへ投資すると、金額は大きくなるかもしれません。

しかし、システムが実際に稼働すると、回収できるから依頼したと思いまし、回収が思った以上に早く終わったという会社も知ってます。

なので、DXへの投資を検討してみてはどうでしょうか。

では、今日はこの辺で。

2020年8月1日土曜日

ITエンジニアのスキルアップ



こんにちは。

今回は、ITエンジニアのスキルアップについて書きます。

新卒でITエンジニア会社の内定をもらっても、これからどのようなスキルアップがあるのだろうと不安に思うでしょう。

私も、新卒で内定を貰った時は、嬉しさと同時に不安が込み上げて来たのを覚えています。

結論を言うと、ITエンジニアとして就職した人の一般的なスキルアップは以下になります。

  1. テスター
  2. プログラマー
  3. 機能リーダー
  4. システムエンジニア 
  5. プロジェクトマネージャー

これは、理想的なスキルアップで、人生は理想的にはいきません。

1.テスター



新人でITエンジニアとして就職すると、まずはテスターとしての仕事をすることになるでしょう。

開発中のシステムを試験仕様書に基づいて試験していくのですが、結構、大変だったりします。

テスターの仕事って、同じ作業を何度も繰り返すことになります。

最初は楽しいのですが、数週間で飽きてくるんですよね。

それに、不具合を見つけると、プログラマーの先輩からウザがられるんですよね。

私もそうでした。

不具合を見つける数が多かったため、先輩プログラマーからよくウザがられていました。

なので、私は、不具合が発生すると、本当に不具合なのかを仕様書や設計書、プログラムを調査した上で、先輩プログラマーへ報告するようにしました。

そうすることで、プログラマーへのスキルアップを成し遂げたのです。

2.プログラマー



プログラマーは、多くのITエンジニアが目指すポジションだろうと思います。

しかし、プログラマーの作業範囲は、思った以上に広範囲です。

基本設計から詳細設計書を作り、製造、単体試験を行う事が仕事です。

プログラマーは、動くものを作るのが仕事です。

ですが、正常なデータで動くものだけを作るのではなく、異常データや想定外のデータでも動くものを作る必要があります。

なぜこのようなことを書くかと言うと、正常なデータ、異常なデータで動くものは作っても、想定外のデータで動くものを作るプログラマーは少ないのです。

想定外を想定でいるようになると、プログラマーとしては上級と言えるでしょう。

3.機能リーダー


上級のプログラマーとなると、部下を着けてさらに大きな機能を任されるようになります。

機能リーダーは、自分で作業する事がなくなります。

代わりに、期間内で最大の物作りの戦術を考え、実行する事が仕事となるのです。

つまり、マネージメントです。

どのようにすればチームの力を最大化できるのか、どうすればチームの負荷が下がるのかを考えるのが機能リーダーの仕事になるのです。

4.システムエンジニア


次のステージは、システムエンジニアになります。

システムエンジニアの仕事は、お客様との打ち合わせで、お客様が求めるシステムの要件をまとめることです。

システムの仕様書を作成するのはお客様です。

しかし、中小企業のシステム開発では、仕様書作成もシステムエンジニアが担うことになる事がよくあります。

そのためには、お客様のビジネスを理解し、必要とされている要件を検討する必要が出て来ます。

5.プロジェクトマネージャー


プロジェクトマネージャーは、ITエンジニアとして、最上級のポジションと考えている人が多いかもしれません。

プロジェクトの責任者であり、最終決定権を持つことになります。

なので、常にコストとリスクについて検討する必要があります。

中小企業のシステム会社の場合


中小企業のシステム会社は、機能リーダー、システムエンジニア、プロジェクトマネージャーがいない事が多いです。

その代わりの業務を、プログラマーが担っています。

そのため、プログラマーの仕事の負担は、もっと上がってしまいます。

なので、プロジェクトに遅延が発生する可能性が高いのです。

まとめ


一般的にITエンジニアとしてのスキルアップは、上に書いた5つです。

  1. テスター
  2. プログラマー
  3. 機能リーダー
  4. システムエンジニア 
  5. プロジェクトマネージャー

1、2は物作り、3、4、5はマネージャーとなります。

中小企業のシステム会社では、3、4、5を専門でやる人材を持つのは難しいです。

なので、マネージメントを目指すのであれば、大手のシステム会社へ就職するのいいでしょう。

中小企業でプログラマーまでの経験を積み、大手へ転職すると言う方法もあるでしょう。

中小企業でプログラマーまでの経験を積むには1、2年で十分です。

なぜかと言うと、結構ハードな仕事を経験することになるからです。

その経験を持って大手に転職するのが、一番早いやり方ではないかと私は思っています。

では、今日はこの辺で。