2014年8月23日土曜日

大企業と中小・ベンチャー企業

今日、読み終わった本です。

世界の伸びている中小・ベンチャー企業は何を考えているのか?

世界の中小・ベンチャー企業と、日本のIT系の中小・ベンチャー企業との違いを考えてみました。

日本のIT系の中小・ベンチャー企業は、大手メーカーの下請けを中心に経営をしている企業が多いような感じがします。リクルート社のサイトを検索してみても、メーカー以外の求人サイトでは、下請けの作業をしている事を記載している企業が多く見られます。

私もIT系の中小企業に勤務していますが、社員の8割が別の企業に出向して作業しています。社内で作業している社員は、数人なんですよね。

しかし、本来、中小・ベンチャー企業の利点は、資産(エンジニア)を自由に動かせるところにあるのではないでしょうか。つまり、1つのプロジェクトで問題が発生すると、そこにエンジニアを集中し対処する事ができるところです。

大企業ではそうはいきません。大きなプロジェクトを組める反面、問題が起きてもすぐにエンジニアを集中させる事は難しいでしょう。

世界でも同じですが、日本でも、企業は、一部の大企業と多くの中小・ベンチャー企業から出来ています。もし、中小・ベンチャー企業が、大企業の下請けばかりではなく、社内のエンジニアを使って新しい、面白い開発をしていけば、もっと面白い物がたくさん出てくると思うのですが。。。

つまり、中小・ベンチャー企業が担う役割は、0を1にする開発ではないかと思うのです。そして、1になった物を、大企業が10や100にしてくれるという流れができれば、中小・ベンチャー企業の社員もやり甲斐も出てくると思うのです。

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