プロジェクトでマネージメントしていると、コミュニケーションに時間(コスト)が結構かかります。
時間は、みんな等しく24時間ですが、その時間の価値はそれぞれ違うのです。
仕事で言うと、自分の時間をどのように使うかで、作業の進捗も変わって来ます。
理想を言えば、短いコミュニケーションで、高品質の作業ができるのが一番です。
とは言え、育って来た環境が違うので、コミュニケーション力は、みんな違います。
なので、コミュニケーション・コストの高い人に対して、どのような対応をするかが問題となってきます。
結論を言うと、以下の3点に注意する必要があります。
- 少し細かいところまで説明する
- 専門用語の使用を少なくする
- どこまで理解できているか確認する
この3点を見ていると分かるかもしれませんが、コミュニケーション・コストが高いのは、自分のコミュニケーション力が低いのが原因となっているのです。
以下でその説明をしていきます。
1.少し細かいところまで説明する
コミュニケーション・コストを下げるには、普段は、少しのコミュニケーションで済ませるところを、少し細かいところまで説明する必要があります。
その時に気をつけることは、詳細までは説明しないことです。
詳細まで説明しないと理解できないと言うことは、基礎知識が不足しているのです。
なので、基礎知識から勉強してもらう必要が出て来ます。
それと、相手のせいにしないことです。
相手のせいにしても先には進みません。
なので、まずは、自分の説明が不足していると思って、細かいところまで説明をしましょう。
2.専門用語の使用を少なくする
専門用語が多いと、経験が浅い人にとっては、理解が難しくなります。
私も経験がありますが、専門用語が多いと、話の流れから想像することになって、結局、勘違いしてしまっていると言うことはよくあります。
特に相手が業界の違うお客様の場合、専門用語を使うと全く通じません。
たまに専門用語をバンバン使ってお客様へ説明し、あとで「あの客は、何も分かっていない」と言う人がいます。
専門用語は、同じ業界で仕事をしていないと分からないものです。
特にIT業界は、専門用語が難しいです。
なので、コミュニケーション・コストを下げるには、専門用語をなるべく使わないようにすることなのです。
3.どこまで理解しているか確認する
よく一方的に話して、聞き手がきちんと理解しているか確認しない人がいます。
独演会ならいいのですが、仕事でこれをすると、認識の違いが生まれてしまいます。
コミュニケーション・コストが上がってしまうのです。
なので、コミュニケーション・コストを下げるには、相手がどこまで理解しているのか確認する必要があります。
つまり、区切りがいいところで、「ここまで大丈夫ですか」と相手が理解しているか確認する必要があるのです。
たまに、普通に話していても、マシンガントークしてくる人いますよね。
そう言う時って、大体周りは聞いていないんですよね。
まとめ
結局、コミュニケーション・コストが高いのは、自分の責任なのです。
自分のコミュニケーション力が低いために、相手に正しく理解してもらえないのが原因なのです。
つまり、変わらないといけないのは「自分自身」なのです。
その対処としては、専門用語を少なくして、少し細かいところまで説明し、相手の理解を確認しながら説明することです。
それが、コミュニケーション・コストを下げる方法なのです。
仕事をしていて、コミュニケーション・コストが高いなと感じた時は、自分のコミュニケーションを改善してみましょう。
では、今日はこの辺で。
0 件のコメント:
コメントを投稿