今日は、10年前の自分に伝えたい最低限やっておくことについて書いています。
10年前と言うと、2010年なので、私は33歳でした。
そのころは、当時働いていた会社が、リーマン・ショックの影響を受け出していた頃です。
当時の私は、スマホのアプリ開発を行っていました。
そんな10年前の自分に伝えたいことは以下になります。
- インプットしなさい
- 挑戦しなさい
- アウトプットしなさい
もっといろいろあるのですが、最低限これだけはやっておけば良かったと思っています。
1. インプットしなさい
当時の私は、全くと言って良いほどインプットをしていませんでした。
自分よりも経験の浅いプログラマには、「私は開発の本なんか読んだ事ないよ」「経験があれば、どんな開発でも対応できるよ」なんて言ってました。
バカですね。
今だから言えるのですが、できる仕事しか回って来ていなかったのです。
SESでお客様先に常駐して開発していたと言うのもあり、人手の足りないプロジェクトにたらい回しされていて、月100時間近くの残業があり、体力的にも精神的にも限界に達していました。
人として新しいレベルに入るには、インプットすることが大切です。
本を読む、いろんな人の意見を聞く、勉強するなど、自分から新しい情報を取りに行かないといけない時に、私はやっていなかったのです。
インプットすることをしなかった私は、自分が勤める会社がどう言う状況になっているかも分かっていませんでした。
ボーナスが減額になったりしていたので、景気が悪いからしょうがないよね何て同僚と話したりしていたのです。
でも、実は、自分の勤めている開発は、大きな経済悪化が起きていたので。
これが、本を読み、いろんな人と話をして、勉強をしていたら、おそらくIT業界がどう言う状況なのか、自分の会社がどう言う状況なのか想像がついたと思うのです。
ガラ携が下火になってきたことで、組み込み開発のシェアが少なくなって来ている事も分かったはずなのです。
Webシステム開発者へのスキルチェンジの必要性に気づくことは出たでしょう。
つまり、インプットをしていなった当時の私は、情報弱者となっていることに気付いていなかったのです。
2. 挑戦しなさい
当時の私は、毎日、同じ生活をしていました。
朝起きて、会社へ出勤、20時まで仕事して、帰って来て食事してTV見て寝る。
この生活をずっと続けていたのです。
実際、当時は、何の変化もないと嘆いていました。
でも、それって、自分が変化することをしなかっただけなんですよね。
自分が変わらないと、周りがあなたを変えてくれるわけないじゃないですか。
でも、当時の私は、周りの環境が変われば、自分も変われるのにと周りのせいにしていたのです。
また、いろいろとしたい事あるのに、仕事が忙しすぎて時間がないなんて言っていたのです。
でも、土日とか時間があると、ずっと寝てたり、ゲームしてたりで、結局やりたいこともなかったのです。
忙しいを言い訳に、何もしない自分を正当化していたにすぎません。
赤ん坊は、毎日挑戦し変化していきます。
私のそうだったはずです。
なのに、自分の経験のみで仕事をして、挑戦することをしなくなると、変化なんかできるはずもありません。
そんな人生、退屈な人生になるのは、すぐに分かるはずなのに、当時の私は、インプットすることをしていなかったために、そんな事にも気づくことができませんでした。
インプットをして、どんどん挑戦していれば、変化を楽しめるようになるのにな。
それに、もう一つ言い訳をしていました。
何かに挑戦しても失敗するから無理と自分に言い聞かせていたのです。
自分では、挑戦したいと周りに言っていたのに、いざチャンスが来ると、自分には無理だからと言っていたのです。
バカですよね。
結局、失敗するのが怖かったのです。
失敗して笑われるのが怖かったのです。
一般的に、挑戦して成功する確率なんで数パーセントです。
失敗しても当たり前だから、失敗を前提に挑戦してみれば良かったのです。
失敗しないようにインプットすることで、仮に失敗しても、そこから学ぶことは多かったと思うのです。
その学びを次の挑戦に利用することで、次の挑戦の失敗の確率は下がるのに、当時の私は何も分かっていなかった。
3. アウトプットしなさい
では、当時の私にアウトプットできることがあったのかと言うと、あったと思います。
仕事で得た知識は、十分なインプットだったと思います。
守秘義務契約を結んでいたので、全てをアウトプットすることは難しかったでしょう。
でも、プログラム言語は、仕事をしながら学んでい他のです。
できれば、インプットし、新しい事に挑戦し、その結果をアウトプットして行ければバッチリなんでんですが・・・
当時の私は、守秘義務がと言いながら、アウトプットしない言い訳をしていたにすぎません。
アウトプットしなかったがために、自分が学んでいる事に気づく事さえできなかったのです。
それがストレスとなり、結局、適応障害と言う病気になってしまったのです。
IT業界では、うつ病や適応障害になる人が多いです。
特に、適応障害になる人は、自分が変化している事に気づくことができずにいるのです。
また、変化することを嫌っている人も多いです。
実際に適応障害になると、夜も眠れなくなり、常に情緒不安定となってしまいます。
直すのも大変で、10年たった今でも私は薬を飲み続けています。
今では、変化することを楽しむことができるようになって来ました。
自分の変化をアウトプットすることで、自分が変化している事を自覚できるのです。
まとめ
10年前の私は、常に言い訳ばかりをしていました。
インプットをせず、新しい事に挑戦することもせず、アウトプットすることもしていなかったのです。
そのため、毎日、起きて、会社仕事して、寝ると言う単純な毎日を送っていました。
- インプットする
- 挑戦する
- アウトプットする
これって、変化して行く時代に必要なことだと思うのです。
そして、自分が変化することを楽しめるようになると、楽しい人生が待っているのです。
もし、皆さんの中で、10年前の私と同じような生活を送っている人がいたら、まずは、小さな変化をアウトプットしてみませんか。
アウトプットすることが無くなったら、インプットして挑戦するのです。
それを続けていると、楽しい人生を送ることができるのではないでしょうか。
では、今日はこの辺で。
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