今日は、企業で働くエンジニアが注意しないといけない言葉について書いていこうと思います。
結論から言うと以下になります。
- できません
- 簡単です
- すぐできます
この3点については注意しましょう。
お客様とミーティングしていると、つい言ってしまいそうになる言葉です。
しかし、このような言葉に注意しないと、無駄な作業が増えることになりますよ。
私も、何度もこのような言葉で失敗してきましたので、その経験も含めて書いていきます。
できません
お客様からしてみると、企業で働くエンジニア はプロです。
なので、欲しい機能をどんどん言ってきます。
簡単な機能ならばまだしも、難しい機能になると、つい「それはできません」と言ってしまいそうになります。
でも、よく考えてください。
論理的な機能であれば、手間がかかるかもしれませんが、ほとんどが作り込むことが可能なのです。
私の場合、つい「できません」とその場で言ってしまったばかりに、仕事を失注してしまったことがあります。
あとで知ったのですが、そこまで手間をかけずに作ることができたのです。
論理的な機能なら作り込む事もできますし、一般的な機能ならばWebで調べると簡単にロジックやプラグインがあったりします。
なので、「できません」と言う言葉は控えるようにしましょう。
では、難しい機能の場合どう対応するかと言うと、「難しいです」と言うことを正直に行った上で、「検討させてください」と伝えましょう。
あとは、必死に調べる、または、聞き回ることで、簡単に作り込む方法を考えましょう。
簡単です
システムを発注する企業は、ITの知識が低いことがよくあります。
そのため、どうでもいいような機能をどんどん追加してきます。
その大半は、エンジニア にとっては簡単に作り込むことができます。
ただし、企業でエンジニアをしているということは、自分がプログラミングしている時間はビジネスの時間なのです。
作っているシステムは、企業の商品なのですよね。
私も、「その機能簡単にできるので追加しましょう」と言って、最終的に時間が足りなくなったことがあります。
そしてどうなったかと言うと、開発チームから外されることになりました。
結局、開発チームの利益を使ったことになるんですよね。
ただ、個人的には、お客様が欲しいと言っている機能は、できるだけ組み込みたいと思っています。
すぐできます
この言葉も気をつけた方がいいです。
自分の裁量で判断できるくらいの簡単な機能なら、私もこっそりと組み込んだりもします。
ただ、企業でエンジニアとして働いていると、スケジュールがありますよね。
スケジュールって、他の機能との兼ね合いもあるので、遅れると結構怒られます。
それが自分の技術不足によるものなら、まだスケジュールが悪かったと言えるのですが、こっそりと機能を組み込んだばかりに遅れると、かなり問題になります。
これは、私の経験です。
その時は、隠すことができずにバレてしまい、大目玉をくらいました。
なので、こっそり機能を追加するのであれば、スケジュールとの兼ね合いを十分に考えてから行いましょう。
企業で働くエンジニア としては、これも御法度なのですけれどね。
まとめ
企業でエンジニアとして働いている人は、このような言葉は使っていないと思います。
この3つの言葉、「できません」「簡単です」「すぐできます」は、結局企業の利益を潰しちゃうんですよね。
個人で仕事しているのであれば、普通に使っていいのかもしれません。
でも、企業でエンジニアとして働くのであれば、この3つの言葉には注意しましょう。
では、今日はこの辺で。
おまけ
エンジニア で働くのに役立つ過去の記事を紹介します。
0 件のコメント:
コメントを投稿