2014年6月5日木曜日

人件費は経費か?

2014年6月4日の毎日新聞「水説」(中村英明)のタイトルは「人件費は経費か?」でした。

内容は、世界中で起きている、ファーストフード店従業員が賃上げを求めて一斉行動にでた話です。

私が勤めている会社は、システム開発会社なので、人件費が主になります。だから、経営者(社長)は、人件費を原価として話をします。実際の報告書は、ちゃんと人経費として計算されていると思いますが。

では、経費とは何でしょうか。

<経費>
ある事を行うのに必要な(いつも決まってかかる)費用
(新明解国語辞典 第4版「三省堂」)

原価とは何でしょうか。

<原価>
1.仕入れの値段。もとね。
2.商品製造に要した実費
(新明解国語辞典 第4版「三省堂」)

言葉の意味から見ると、一般的企業では、人件費は経費と言えるようです。

システム開発会社にとっては、人件費は原価なのかもしれません。

私は、人件費は経費や原価として扱ってはいけないように思います。これは、人それぞれ違ってくるのでしょうが、私は、「企業は従業員の限られた時間を買って収益を上げている」と思っています。つまり、企業は、得た収益に応じて、従業員の給与を計算しないといけないと思います。

いろいろと考えてみると、成果主義の考え方は、理にかなっているように思います。

みなさんは、どう思いますか?

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