2020年8月14日金曜日

PHP初心者が勉強する方法は?


こんにちは。

最近、「プログラミングを勉強しています」という声をよく耳にします。

特にWebエンジニアを目指している方が多いようです。

Webエンジニアになるには、以下の技術が必要になります。
  • HTML
  • javascript
  • PHP
HTML、javascriptは、クライアント側で主にデザイナーが担います。

PHPは、サーバー側でエンジニアの仕事となります。

そこで今回は、PHP初心者へむけて勉強方法を書いていきます。

ちなみに、私は、組み込みエンジニアとして7年ほど、その後は、Webエンジニアとして10年ほど働いて来ました。

PHP初心者が勉強する方法は?


PHPを勉強する方法は、以下になります。
  1. 基礎を勉強する
  2. ソースコードを読む
  3. 実際に作業を行う
PHPに限らず、プログラム言語を勉強する方法は、上の3つになります。

では、詳細を以下で説明します。

1.基礎を勉強する


何をやるにも基礎は大事です。

なので、PHPの勉強も基礎からやっていきます。

まずは、Hello World からですね。

いろんなプログラム言語を習得している方でも、はじめはここから始めます。

理由は、使用する環境が正常に動作するかの確認です。

その後は、プログラミングの基礎の勉強をします。
  • 分岐
  • ループ
  • 関数
  • クラス
この辺ですかね。

PHPの基礎については、Webで「PHP 入門」と検索すれば、たくさん出て来ますので、そこで勉強すればOKです。

なので、ここでは細かく取り上げません。

2.ソースコードを読む


PHPの基礎が理解できたら、一旦、他の方が書いたソースコードを読んでみましょう。

この、「ソースコードを読む」を飛ばして、実際に作業をする方が多いですが、そういう方が書いたソースコードは、読み辛く、無駄な処理が多いです。

ソースコードは、同じ処理や同じような処理を、関数やクラスでまとめて重複しないようにするのが1番です。

そう言った方法は、他の人が書いたソースコードを読むことで身に着きます。

まずは、ソースコードを読んでいて読みやすいと思うソースコードを真似することで、自分でも読みやすいソースコードが書けるようになるのです。

また、プログラミング言語には、それぞれにコーディング規約があります。

PHPだとSRP-2ですかね。

コーディング規約を読むことも必要なのですが、いろんなソースコードを読んでいると、次第に身に着いてきます。

今では、githubなどで多くのソースコードが公開されています。

ここで必要なことは、ロジックを理解する事ではなく、ソースコードの書き方や、クラスのまとめ方を見るようにしてください。

3.実際に作業を行う


ここまで来ると、勉強はおしまいです。

実際に作業をしましょう。

最初は、難しいと思います。

実際の作業は、勉強とはレベルが違います。

しかし、勉強ばかりしていても、実績が着きません。

なので、実際に作業をしながら勉強するようにしましょう。

PHPには、標準でいろんな関数が用意されています。

Webで検索すれば出て来ますので、困ったときは検索するようにしましょう。

それでもない時は、ロジックから考えて作ることになります。

技術は本では身につかない


PHPなどのプログラミングもそうですが、技術と言われるスキルは、本を読むだけでは身につきません。

本で知識を習得したら、手を動かし実際にやってみる必要があるのです。

プログラミングを習得するなら、本を読みながら手を動かし、実際にソースコードを書いてみて動かしてみるのです。

最初は、動かないことが多いかもしれません。

でも、それを乗り越える事でスキルは身についていくのです。

そして、基礎勉強が終わったら、実際に作業をする必要があります。

上にも書きましたが、実際に作業としてプログラミングを行うと、壁に何度もぶつかります。

それを、一つずつ乗り越える事で、実績が積み上げられるのです。

まとめ


今回は、PHP初心者が勉強する方法について書きました。
  1. 基礎を勉強する
  2. ソースコードを読む
  3. 実作業を行う
この方法は、他のプログラミング言語を勉強する時も同じです。

コツコツと勉強することができれば、数ヶ月で実際に作業ができるまでに成長できます。

でも、モチベーションが保てなくて挫折する人も多いです。

そんな時は、お金を払ってプログラミング講座を受講するのも良いと思います。

お金を払って勉強しても、実際にプログラマーになれば、すぐに元が取れますし、勉強するモチベーションも保てると思いますよ。

では、今日はこの辺で。

2020年8月9日日曜日

システム会社への依頼からサービスの現場投入までの流れ


こんにちは。

ここ数年、DX(デジタルトランスフォーメーション)と言う言葉をよく耳にします。
DXについては、以下のWikipediaを参照してください。

Wikipedia:デジタルトランスフォーメーション


そのような中、「システム化したいけど、どうしたらいいのだろう?」と言う声も聞こえて来ます。

そこで、今回は、システム会社への依頼からサービスの現場投入までの流れについて、依頼する側の目線で書いていきます。

私は、プログラマーとして10年以上の経験があります。
私の場合は、システム会社で実際にシステムを作のが仕事なのですが、依頼する側の動きによって、システム開発の成否が決まる事があります。
なので、今回は、依頼する側の目線で書いていきます。


システム会社への依頼からサービスの現場投入までの流れ




では、早速ですが結論です。

  1. 仕様を作る
  2. 見積もりを取る
  3. 契約する
  4. 検証する
  5. 現場に投入する

これが、システム会社へ依頼して現場投入するまでの流れになります。

以下で、詳細について書いていきます。

1.仕様を作る


まずは、自分の会社の業務を棚卸から始めましょう。

以下を整理するのです。
  • 仕事がどのように流れているのか。
  • どういう作業をしているのか。
  • そこにコストはどれだけかかっているのか。
その上で、どこをシステム化すれば、本来の業務に集中できるのかを検討するようにしましょう。

ちなみに、システム化しやすい作業としては以下になります。
  • 計算
  • 単純なチェック
  • データの整理
仕様の作成が難しい場合は、仕様の作成のみをシステム会社に依頼するのもありだと思います。

2.見積もりを取る


仕様をもとに、システム会社へ見積もりを依頼しましょう。

見積もりを依頼する会社は、複数あった方がいいと思います。

仕様については、詳細に説明をし見積もりに漏れがないようにしましょう。

また、契約する会社を検討する場合は、金額だけではなく、詳細を見るのが必要です。

よく必要な機能が含まれていなかったり、納品物が思っている物と違っていたりする事があります。

システム会社もビジネスなので、見積もりに含まれていない機能は、追加で請求されます。

終わってみたら、思っていた以上に請求されたという事がないように、この時点できちんと確認するようにしましょう。

見積もりで詳細が分からない場合は、詳細について直接聞くのがいいと思います。

3.契約する


見積もりについて十分に納得できたシステム会社と契約することになります。

契約する際の注意点は以下になります。
  • 納期の確認をする
  • 問い合わせ窓口を明確にする
  • 進捗報告の方法について明確にする
納品の時期というのは、使用を作る際に決めていると思うのですが、改めて具体的に日付について確認します。

また、システム開発中に、いろいろな質問が双方に発生するので、その窓口を明確にしておく事が必要です。

窓口は、基本1本化した方が、システム全体が統一されていいと思います。

それと、質問についてはリスト化しておくことをお勧めします。

あとで言った言わないの問答になる事がなように、質問はリスト化して双方で管理しましょう。

進捗報告については、定期的な報告を受けるようにした方がいいです。

システム開発は、依頼する側からすると見えないので、今どういう作業をしているのかを確認できるようにしておきましょう。

4.検証する


システムが納品されると、すぐに現場へ投入したくなるでしょう。

その気持ちはよく分かります。

しかし、納品されたシステムが期待通りの動きをするのか検証する必要があります。

もし、現場へ投入した後で、不具合が発生した場合、多いな損失が発生する事があるからです。

検証の流れは以下になります。
  1. 仕様と照らし合わせ検証する
  2. 実データを使って検証する
  3. エラーデータを使って検証する

まずは、仕様と照らし合わせて検証しましょう。

ここで不具合が発生するようであれば、再度、結合試験のやり直しを依頼しても良いと思います。

次に、実データを使って、実際の運用に耐えうるかの検証をします。

もし、実運用で複数のPCを同時で使用するのであれば、同じように複数のPCを使用することをお勧めします。

次に、エラーデータを使って検証します。

実運用するようになると、エラーデータも扱うことになりますので、そのための検証となります。

よくあるのは、エラーを検出できなかったり、システムが落ちてします事があります。

5.現場へ投入する


検証まで終わったら、実際に現場へシステムを投入することになります。

その時は、検証で使用したデータは削除するようにしましょう。

現場へ投入する手順は以下になります。
  1. 並行でシステムを稼働させる
  2. 問題ないかの確認をする
  3. システムへ切り替える
検証が完了したからと、システムをすぐに本番稼働させるのは危険です。

実際の業務では、想定外の負荷がシステムにかかったり、想定外のデータが入力される事があります。

その時、システムが不具合を起こすと大きな損失が出る可能性があります。

なので、初めの数ヶ月は、これまでの作業と並行でシステムを稼働させるようにしましょう。

並行でシステムを稼働させて、問題がないかの確認をします。

その時、実際に使用している方にヒアリングするのも良いと思います。

ただし、この段階での使い勝手などは不具合にはなりませんので、追加案件としてシステム会社へ依頼することになります。

並行でシステムを稼働させて問題ないようなら、システムを切り替えて業務することになります。

システムを開発した会社へフィードバックする


これは、テーマとは少し外れてしまうのですが、一度システムを開発した会社とは、その先も繋がっておいた方が良いと思います。

なので、本番稼働したら業務がどのように変わったのか、現場はどう変わったかと言ったフィードバックを返すようにしましょう。

これって、実際に開発した側からすると、本当に嬉しいんですよね。

依頼した側から見ても、システム会社と繋がりがあるというのは、次のDXへの強い味方になると思います。

まとめ


今日は、システム会社への依頼からサービスの現場投入までの流れを説明しました。
  1. 仕様を作る
  2. 見積もりを取る
  3. 契約する
  4. 検証する
  5. 現場に投入する
これは、基本的な流れになります。
実際には、問い合わせの対応など細かいことで検討が必要になります。

ここまで読んでみて、どう感じたでしょうか。
  • システム化には時間がかかる。
  • 面倒。
  • 全てシステム会社がやってくれるわけじゃないんだ。
そんな声が聞こえて来そうです。

しかし、あなたの事業は、システム会社は知りません。

システム会社かシステムを依頼通りに作り上げる会社なのです。

なので、仕様の作成も、正常に動作するかの確認も、依頼した側が責任持って確認するしか方法がないのです。

そこまで見込んでシステムへ投資すると、金額は大きくなるかもしれません。

しかし、システムが実際に稼働すると、回収できるから依頼したと思いまし、回収が思った以上に早く終わったという会社も知ってます。

なので、DXへの投資を検討してみてはどうでしょうか。

では、今日はこの辺で。

2020年8月1日土曜日

ITエンジニアのスキルアップ



こんにちは。

今回は、ITエンジニアのスキルアップについて書きます。

新卒でITエンジニア会社の内定をもらっても、これからどのようなスキルアップがあるのだろうと不安に思うでしょう。

私も、新卒で内定を貰った時は、嬉しさと同時に不安が込み上げて来たのを覚えています。

結論を言うと、ITエンジニアとして就職した人の一般的なスキルアップは以下になります。

  1. テスター
  2. プログラマー
  3. 機能リーダー
  4. システムエンジニア 
  5. プロジェクトマネージャー

これは、理想的なスキルアップで、人生は理想的にはいきません。

1.テスター



新人でITエンジニアとして就職すると、まずはテスターとしての仕事をすることになるでしょう。

開発中のシステムを試験仕様書に基づいて試験していくのですが、結構、大変だったりします。

テスターの仕事って、同じ作業を何度も繰り返すことになります。

最初は楽しいのですが、数週間で飽きてくるんですよね。

それに、不具合を見つけると、プログラマーの先輩からウザがられるんですよね。

私もそうでした。

不具合を見つける数が多かったため、先輩プログラマーからよくウザがられていました。

なので、私は、不具合が発生すると、本当に不具合なのかを仕様書や設計書、プログラムを調査した上で、先輩プログラマーへ報告するようにしました。

そうすることで、プログラマーへのスキルアップを成し遂げたのです。

2.プログラマー



プログラマーは、多くのITエンジニアが目指すポジションだろうと思います。

しかし、プログラマーの作業範囲は、思った以上に広範囲です。

基本設計から詳細設計書を作り、製造、単体試験を行う事が仕事です。

プログラマーは、動くものを作るのが仕事です。

ですが、正常なデータで動くものだけを作るのではなく、異常データや想定外のデータでも動くものを作る必要があります。

なぜこのようなことを書くかと言うと、正常なデータ、異常なデータで動くものは作っても、想定外のデータで動くものを作るプログラマーは少ないのです。

想定外を想定でいるようになると、プログラマーとしては上級と言えるでしょう。

3.機能リーダー


上級のプログラマーとなると、部下を着けてさらに大きな機能を任されるようになります。

機能リーダーは、自分で作業する事がなくなります。

代わりに、期間内で最大の物作りの戦術を考え、実行する事が仕事となるのです。

つまり、マネージメントです。

どのようにすればチームの力を最大化できるのか、どうすればチームの負荷が下がるのかを考えるのが機能リーダーの仕事になるのです。

4.システムエンジニア


次のステージは、システムエンジニアになります。

システムエンジニアの仕事は、お客様との打ち合わせで、お客様が求めるシステムの要件をまとめることです。

システムの仕様書を作成するのはお客様です。

しかし、中小企業のシステム開発では、仕様書作成もシステムエンジニアが担うことになる事がよくあります。

そのためには、お客様のビジネスを理解し、必要とされている要件を検討する必要が出て来ます。

5.プロジェクトマネージャー


プロジェクトマネージャーは、ITエンジニアとして、最上級のポジションと考えている人が多いかもしれません。

プロジェクトの責任者であり、最終決定権を持つことになります。

なので、常にコストとリスクについて検討する必要があります。

中小企業のシステム会社の場合


中小企業のシステム会社は、機能リーダー、システムエンジニア、プロジェクトマネージャーがいない事が多いです。

その代わりの業務を、プログラマーが担っています。

そのため、プログラマーの仕事の負担は、もっと上がってしまいます。

なので、プロジェクトに遅延が発生する可能性が高いのです。

まとめ


一般的にITエンジニアとしてのスキルアップは、上に書いた5つです。

  1. テスター
  2. プログラマー
  3. 機能リーダー
  4. システムエンジニア 
  5. プロジェクトマネージャー

1、2は物作り、3、4、5はマネージャーとなります。

中小企業のシステム会社では、3、4、5を専門でやる人材を持つのは難しいです。

なので、マネージメントを目指すのであれば、大手のシステム会社へ就職するのいいでしょう。

中小企業でプログラマーまでの経験を積み、大手へ転職すると言う方法もあるでしょう。

中小企業でプログラマーまでの経験を積むには1、2年で十分です。

なぜかと言うと、結構ハードな仕事を経験することになるからです。

その経験を持って大手に転職するのが、一番早いやり方ではないかと私は思っています。

では、今日はこの辺で。


2020年7月26日日曜日

会社を退職する前後で必要なこと



こんにちは。

今日は、会社を退職する前後で必要なことを書きます。

今の時代、新卒で入社した会社に、定年まで勤めると言うのは少ないと思います。

会社で働いた事が少ない学生が、自分に合った会社を見つけることは無理があります。

実際に仕事をしてみて、自分に合ってるかどうかが分かるものなのです。

ただ、会社を辞めるとなると、いろんな不安がありますよね。

なので、今回は、そう言う不安が、なるべく少なくなる方法を、私の経験をもとに書いていきます。

ちなみに、私は、これまでに3回退職を経験しています。

私は、プログラマーなのですが、この業界は、会社によってやれることや、給与が違って来ます。

なので、「給与をあげたい」「違う技術力をつけたい」と言った理由で、会社を辞めて別の会社へ移っています。

では、退職を決意してから、実際に退職した後までの流れの中で、やっておいた方がいいことを書いていきますね。

1.退職願を出す前にすること



まずは、退職願を出す前にすることについて書いていいます。

退職を決意してすぐに退職願いを出すのもいいのですが、できれば退職願を出す前にいくつか考えておいた方がいい事があります。

  • 業務実績を整理する
  • 退職理由を明確化する
  • 次の会社の条件を整理する

大きく分けると、この3点です。

ここで考えることは、自分がこの会社で何をして来たのか、本当に退職しなといけないのかと言うことです。

業務実績を整理する


まずは、これまでの業務実績を整理しましょう。

自分は何ができ、どう言う仕事をして来たのかを整理していきます。

これは、次の会社を受ける際の職務経歴書を書くのと同じなので、直接、職務経歴書を書くのでも大丈夫です。

ここで考えてもらいたいのは、自分が今勤めている会社で、どれだけ成長したのかと言うことです。

新卒で入社したのであれば、職務経歴書を書くだけで、それ自体が自分の成長の記録となるでしょう。

退職理由を明確にする


退職理由は、人それぞれだと思います。

ただ、ここで考えてもらいたい事は、退職する本当の理由です。

上司のやり方に不満がある、業務内容に不満がある、作業に対して給与が安い、自分の技術力を存分に発揮できないなど、いろいろあると思います。

その本当の理由に対して、あなたはどう言う行動をして来たでしょうか。

上司に相談したでしょうか、自分の生産性を上げ会社に貢献したでしょうか。

何も行動していないのであれば、退職願を出す前に行動してみてはどうでしょうか。

退職の意思は固まっているのなら、ある程度の冒険をしてみるのもいいかもしれません。

実際、退職して次の会社へ移るとなると、大きなエネルギーが必要となります。

ストレスと言ってもいいでしょう。

なので、今勤めてる会社でやりたい事ができるのなら、退職はしない方がいいのです。

次の会社の条件を整理する


次に考えることは、次の会社の条件を考えることです。

よく、転職サイトを見ながら次の会社を考える人がいますが、これは間違いだと私は思います。

「隣の芝は青く見える」と言うことわざがあるように、転職サイトを見ていると、どの会社も今勤めている会社よりいい会社に見えてます。

そうではなく、自分のこれまでの実績や退職理由から、次の会社に求めることを整理した上で、転職サイトだったり求人情報を見る方がいいです。

例えば、給与に不満があり退職するのであれば、今の会社と同じような仕事をしていて、給与の良い会社を探すようにすると、転職で大きなエネルギーは必要なくなりますよね。

人によっては、全く畑違いの事に挑戦する人もいるでしょう。

その場合は、初心者でも実績が詰めるような会社を探す必要がありますよね。

ただし、全く畑違いの仕事に挑戦するには、入社までに基礎を勉強する必要が出て来ます。

例えば、営業からプログラマーへ転職するのであれば、次の会社を探す前に、プログラミングの勉強をする必要があります。

そう言う場合は、退職願を出す前に、プログラミングの勉強をするようにしましょう。

プログラミングの勉強は、少なくとも100時間以上は必要になります。

一人でプログラミングの勉強をするとなると、すごく大変なので退職願を出す前に少しずつ勉強をしておくことをお勧めします。

次の会社の条件を整理したら、その条件で従業員を募集している会社を探すことになります。

ただし、この段階で応募してはいけませんよ。

きちんと、退職願を提出し、退職日が確定してから応募するようにしましょう。

2.退職願が受理され退職する前にやること



ここでやることは、自分の仕事を人に引き継ぐ事と、退職後のことを考える事です。

  • 自分がやって来た仕事を整理する
  • 自分がやって来た仕事を引き継ぐ
  • 退職後の事について考える

まずは、仕事の引き継ぎですね。

自分のやって来た仕事を整理する


仕事の引き継ぎは、今やってる仕事だけではありません。

これまで、あなたがやって来た仕事の全てを引き継ぐ必要があります。

あなたが退職した後、その会社から追加の仕事が入るかもしれません。

そんな時、引き継ぎをしていないと、誰も分からない状態になってしまいます。

なので、自分の会社でこれまでやって来た仕事を整理し、必要ならば新たに資料を作るようにします。

プログラマーの場合は、本番環境の情報や開発環境の構築方法、自分がコーディングしたロジックについてまとめておきましょう。

勤めていた期間が長い場合は、この作業が一番時間がかかる作業になると思います。

できれば、その都度、必要な資料をまとめておくのがいいです。

私の場合は、会社のファイルサーバーに、その都度、資料を作成していってます。

自分のやって来た仕事を引き継ぐ


これは、上で作成した資料を渡すだけでなく、きちんと口頭で資料を見ながら引き継ぐようにしましょう。

もし、同じ会社から新しい仕事の依頼が来た時、引き継いだ人が対応することになります。

その時に、資料を見るだけで思い出す事ができるように、引き継ぐ必要があります。

退職するから、その後は知りませんと言うスタンスでは、会社側もお客様側も困ります。

もしかすると、今後、今の会社は、自分のお客様になる可能性もあるのです。

なので、今の会社が困らないように、しっかりと引き継ぐ事が重要です。

その他に忘れてしまいがちなのが、自分がつかっているPCのライセンスに関する情報の引き継ぎです。

会社でライセンスを購入している場合は、会社でまとめられていると思いますが、個人でライセンスを購入している場合は、そのライセンスをどうするのかを話し合う必要があるでしょう。

間違っても、クレジットカードの情報や個人情報をPCに残さないように注意しましょう。

退職後のことについて考える


退職後、すぐに次の会社で勤めたいと言う人もいるでしょう。

でも、ちょっと考えてください。

ゆっくりとできる時間は、この転職の期間だけですよね。

体調面、精神面を考えると、私は退職後少し時間がとることをお勧めします。

上でも書きましたが、退職には大きなエネルギーが必要となります。

なので、できれば1ヶ月ほど休めるくらいの貯蓄をして、退職後は少し休む時間を作るのがベストだと思います。

だからと言って、次の会社を探すのを退職後にしないようにしましょう。

「1ヶ月あるのだから、退職してからゆっくりと探せばいいや」と思っていると、次の会社が決まらないなんて事が起きてしまいます。

この後書きますが、失業手当や再就職手当についても調べておきましょう。

3.退職した後にやること



退職した後は、失業手当の手続きを行い、再就職のための活動を行います。

  • 離職票をハローワークへ提出する
  • 失業手当の手続きをする
  • 再就職のために活動する

離職票をハローワークへ提出する


離職票は、退職事に会社へ求めれば、会社が退職の手続きで取得してくれます。

手元に離職票が届くまでには時間がかかります。

退職する会社には、離職票が必要なことを早めに伝えて、できるだけ早く取得してもらいましょう。

離職票は、失業手当の手続きに必要な書類となります。

失業手当の手続きをする


失業手当には、離職票の提出後、7日間の待機期間が必要となります。

なので、早めの手続きが必要となります。

また、失業手当を受け取るには、退職理由や、それまでの勤務年数に応じて給付制限がつきますので注意が必要です。

ただし、給付制限を短くする方法もあります。

方法の1つとしては、職業訓練を受ける方法です。

ただし、これも良し悪しで、職業訓練を受けても就職につながるとも限らないし、内容は初心者レベルだったりします。

なので、1番いいのは早く再就職をすることだと思います。

再就職のために活動する


失業手当は、再就職をするための手当てとなります。

なので、再就職をする活動に注力するようにしましょう。

ハローワークには、早期再就職のためのサービスが設けられています。

例えば、再就職に対する相談、募集をしている会社の検索、面接の対応などありますので、ハローワークで調べてみるのもいいと思います。

再就職の面談を受けるのであれば、ハローワークを通した方がやはりいいようです。

上手く再就職できた場合は、再就職手当がもらえます。

しかし、失業手当の給付制限の1ヶ月目は、ハローワークからの紹介でないと再就職手当がもらえなかったりします。

詳細については、失業手当の手続きの際に話があると思いますので注意しましょう。

まとめ


今回は、退職を決意してから、実際に退職した後の話を書いてみました。

今回書いた内容は、私が過去3回転職して、その時に考えたことを書いています。

実際には、もっと考えないといけない事があったりしますので、そこは柔軟に対応しましょう。

ただし、「今の会社は、次の会社のお客様になる可能性がある。」ことだけは意識して、退職までの手続きには細心の注意をしましょう。

社会は、思った以上に狭いものです。

では、今日はこの辺で。

2020年7月18日土曜日

成長できない人のやってる質問



こんにちは。

今日は、成長できない人のやってる質問について書きます。

成長できない人の特徴として、一般的に「やる気がない」「自分で勉強しない」などがありますよね。

でも、私は、質問の仕方に問題があると思うのです。

こんな質問していませんか?
  1. 自分で調べずに聞く
  2. 質問内容がまとまっていない
  3. 答えを求める
  4. メモを取らない
  5. まとめない
こんな質問をしている人は、まわりから成長しようとしていないように見られます。

実際に、こんな質問をしている人で、成長した人を私は見た事がありません。

実は、私も社会人になりたての頃はやってました。

自分では、成長したいと思っていても、まわりから成長しようとしていないと評価されると、自分にとっても、まわりにとっても損ですよね。

なので、こう言う質問のやり方は、やめた方がいいです。

まわりから成長していると思われると、仕事がどんどん回って来ます。

すると、ますます成長する事ができるのです。

それでは、細かく見てみましょう。

1.自分で調べずに聞く


新入社員に対して先輩が、「分からないことは何でも聞いてね」と言いますよね。

でも、その言葉を真に受けてはいけませんよ。

先輩は、経験も豊富で、時間の価値が新入社員とは全然違うのです。

なので、まずは自分で調べるようにしましょう。

最近は、Webで検索すれば何でも出てくる時代になって来ました。

なので、大抵のことはWebで検索すれば分かるのです。

Webで調べても分からないことは、検索した内容を持って、先輩に質問するようにしましょう。

2.質問内容がまとまっていない


質問しに来たのに、質問内容がまとまってなくて、何を聞きたいのか分からない事がよくあります。

大体、そう言う場合は、自分でもどこまで理解できているのか分かっていない事が多いです。

答える側からすると、どこまで理解できているか分からないので、まず整理するところから始めないといけなくなります。

これって、答える側からすると、時間の無駄ですよね。

なので、「分からない=質問する」ではなく、まずは、自分がどこまで理解できているのかまとめましょう。

その上で、何故疑問に思ったのかをまとめて、質問しに行きます。

そうする事で、答える側は、短時間で答える事ができますし、間違った理解に気付く事ができるのです。

たまに(本当にたまに)、何故疑問に思ったかが、大きな設計バグを見つけることになったりするので、まとめるって結構重要だったりします。

3.答えを求める


多分、これが一番ダメな質問ですね。

私(プログラマー)の場合だと、「ここの処理ってどうコーディングすればいいですか?」と聞いてくる人がいます。

経験が浅い人だと、ロジックのヒントを出して成長を促すのですが、答えを求めて来ている場合、「それでどう書くのですか?」と言ってくるんですよね。

まずは、聞いたことをもとに自分で考えましょうよ。

そうしないと、成長することもできないし、そもそも、その仕事を振った意味がなくなりますよね。

答える方は、自分でやった方が早いやってことになってしまいます。

そんなことを繰り返していると、だんだんと仕事が振られなくなって、成長も遅くなってしまいますよ。

4.メモを取らない


新人研修で、「質問する時はメモを持っていきましょう。」と習いますよね。

でも、メモは持ってくるのに、メモしない人が多いです。

頭で覚えられるようなことならいいですよ。

でも、最初は、メモを取ってないと、すぐに忘れてしまいますよね。

特に、複数の仕事をしている場合は、すぐに忘れてしまいます。

そうなると、同じ質問を繰り返したり、同じミスを繰り返すことになります。

メモを取らないと言うことは、貴重な情報と時間を無駄にしていることに気付いて欲しいです。

5.まとめない


これは、やってる人は少ないかもしれません。

でも、経験が浅いうちは、どこが分からなかったのか、どこが間違っていたのかなどを、まとめておいた方が良いです。

まとめると言う作業は、内容を深く理解するのに有効です。

内容を深く理解する事ができれば、生産性も上がりますし、会議でも発言できるようになります。

私も、自分がやった作業や、詰まったところなどはメモしておいて、時間があるときにまとめています。

これって、後から入ってくる人にとっても良い資料になるんですよね。

自分が分からなかったところや、詰まったところは、他の人も同じだと思ってまとめておくようにしましょう。

まとめ


今回は、成長できない人がやってる質問として以下の5つについて書いてみました。
  1. 自分で調べずに聞く
  2. 質問内容がまとまっていない
  3. 答えを求める
  4. メモを取らない
  5. まとめない
この5つの点について改善する事で、成長できる人になります。

少なくとも、まわりからは、成長しようとしているように見えます。

要するに、質問の仕方を変えるだけで、時間の無駄を減らせすので、結果的に生産性にもつながってくるのです。

もし、生産性が上がらない、効率が悪いと思う事があったら、質問の仕方を見直してみるのもありだと思います。

では、今日はこの辺で。